船場サザンシアター

長堀橋駅にある劇場です。地下に降りる階段があり、少し見た目には場所が分かりにくいかもしれません。全体的に小ぶり、30席くらいの劇場です。椅子が映画館なみに立派できもちいい！最前列は舞台が目の前で、臨場感を味わえます！

地下鉄長堀橋駅２−Ｂ出口を出て３分くらいの場所にあります。
２−Ｂ出口を出て、左に数メートル歩くと、non-nonというカフェがあります。
そこを左折し、１００メートルほど歩いた場所です。

が、その行き方で行くと、劇場を見つけられずに素通りしてしまうお客さんが非常に多く(笑)。
ニッポンレンタカーを越えて、チスンホテルを越えたら、左後ろに振り向いてください。
すると「サザンシアター」の表記があり、そばの階段を地下に降りた場所にあります。
ほんと目立ちにくい場所ではあるので、要注意です！


今年の３月、ここで２週間に渡る公演を打たせてもらいました。
お客さんは３列で３０人ほどしか入らない小さな劇場ではありますが、役者としても、お客さんとしても、ほんとにいい劇場です！

というのは、観客席自体がすでに劇場に設置してあって、映画館のようなソファーシートでゆったり演目を見ることができるんです。
他の劇場だと、公演のたびにその劇団が自分たちで客席を設置したりも多いのですが、その場合、パイプイスであったり、桟敷席であったり・・・

隣のお客さんと詰め合って座ることも多いので、落ち着いて芝居が見れない時もあります。
ここの劇場はそういうのがまったくないので、座っていてしんどかったというのはありません。

１番前の客席と舞台との距離が５０センチも離れてないので、役者の表情もはっきり見えるのも、小劇場としては利点です。


また、役者としても、とってもありがたい劇場でした。
公演パンフレットに、他の劇団の公演のチラシを挟み込みするのは、公演前日の恒例作業ではあるのですが、それはたいがいどこでも、役者自身がすることだと思います。
が、こちらの劇場では、すべての挟み込みを劇場さんでやってくださるのです。
パンフレット自体、100部以上あるのが普通なので、数人でやる作業ではありますが、これをやらなくてよかったのは、ほんとに感謝でした。

楽屋は少しせまめなのですが（４人入ったらちょうどいいくらい、６人になると少ししんどいかな。しかし、私たちの公演では１４人が使っていました(笑)）
それでも、ちゃんと更衣室も完備されています。

場所をただ貸すだけ、というわけではなく、お芝居に対してすごく協力的な劇場です。