〈合格塾の心と科学〉2026.8.4
Q. 青山学院大学の教育人間科学部心理学科を目指しているんですけど、正直偏差値が50前半しかなくて、もう受かる気がしません。青山学院大学の教育人間科学部の偏差値は60.0程度とされており、心理学科も同様に60.0前後です。今の偏差値とはかなり差があって、現実を見ると本当に不安でいっぱいです。
そこで、聞きたいんですけど、受験勉強をする上で一番大事なことって何ですか?(高2)
A. 大事な順に説明します。
① 精神:ストレスに適切に対処し、やる気を維持すること
勉強を続けるには、まず心の状態を整え、「何が何でも、石にかじりついてでも受かってやる!」という気持ちがすべての土台になります。
② 健康:これは10代の皆さんには盲点になりがちです。
「一日の残り時間を睡眠にあてる」と考えている生徒が多いです。睡眠は明日のためのものです。毎日の勉強計画を立てるときは、まず「○○時から○○時までは寝る」というふうに、最優先で睡眠を確保してください。
③ 環境:勉強できる環境をつくること
集中して勉強するためには、環境も重要です。自習する場所の静けさ、机の広さ、周囲の仕切りの有無など、自分が集中しやすい環境を整えることが大切です。塾には、勉強に集中できる環境を求めて通っている生徒もいます。
④ 正しい勉強法:勉強時間より、「何をしているか」が重要です
長時間机に向かえば、それだけで成績が上がるわけではありません。受験勉強の基本は、自分の弱点を見つけ、それを一つずつつぶしていくことです。
⑤ 運:最後は、運も必要です
どれだけ努力しても、試験当日の体調や問題との相性など、自分ではコントロールできないことがあります。その意味では、受験にはどうしても「運」が関係します。
ひたすら一途に努力し続ければ、必ず目に見えない力が味方してくれます。「神の手」と称された名医も、「私が運に恵まれているのは、神様が努力を見ていてくださるからだ」とおっしゃっていました。
受験では、最後まで何が起こるか分かりません。だからこそ、できることを一つずつ積み重ねて、最後は自分の力で運を引き寄せられるところまで努力してほしいと思います。