鍼はこわくないですよ!
私は、小学生2年生からサッカーをしていました。
中学生になってもサッカーを続けましたが、
中学生の時に学校の心電図の検査にひっかかり、
総合病院に再検査を受けに行きました。
その時に心臓の筋肉に厚い部分があるということで、
「スポーツをしてはダメだ」と言われました。
今までずっとスポーツをしていたのに、
いきなりラジオ体操もしてはダメだと言われ、
家に帰ってからとても悔しくて泣きました。
それ以来、運動はなるべく避けてきました。
数カ月が経ち、親が他の病院を探してくれて
検査に行きましたが検査結果は同じでした。
しかし、その病院ではしっかり説明もしてくれて、
スポーツをずっとしていたことを話すと、
今の心臓の筋肉の厚さなら普通の運動をしても
良いと言われました。
「筋肉が厚くなっていないかを確認するために
定期的に検査をしていきましょう」ということでした。
とても救われた気持ちになり、
またサッカーをすることができました。
このような経験があり健康にかかわる仕事がしたいと思い、
遠回りしましたが、専門学校で資格を取り、
地元に帰り鍼灸整骨院で働くことになりました。
専門学校の3年間は、実際の患者さんに触ることがなく、
働き始めてから施術の難しさが身にしみました。
施術をしていく中で、
「症状に変化がない」
「施術をして数日は調子が良いが、また辛くなる」
という方もいました。
今思えば、患者さんの訴えられる部分だけをみて、
痛みのでている原因をみていませんでした。
施術方法も変化し、以前は良いとされていたものも
実は身体に負担をかけていたということもあります。
今の施術は身体への負担も少なく、
患部だけみるのではなく身体全体を調整する方法です。
『身体の調子が悪くて、したいこともできない』
という悩みを少しでも無くなるように
サポートができればと思います。