トラットリア・ラ・ルーチェ

週末に近くで仕事だったので予約してませんでしたが、早めの時間だったので２人で伺いました。
カウンターに案内されましたが、早い時間にも係わらずテーブル席は満席、カウンターも後少しでした。

オープンキッチンなのでシェフの方や皆さんのキビキビした姿を見られてとても楽しかったです。
同伴者も１人位女性の店員さんがいれば良いのにと言った位で、みなさん若い男性ばかりです。

コースがありましたが同伴者の苦手な物だったので、アラカルトで注文しました。
「メイン以外は先に取り分けてお出しできます。」と言って頂いたのでお願いしました。

●河内鴨テリーヌ　粒マスタードとサラダ添え
１人分でも充分なテリーヌの量にビックリ。肉々しさの残るミンチ状ですが、お味はあっさりしています。
粒マスタードを付けて食べても美味しいです。

●自家製キターラ　バジリコのペーストソースジェノヴァ風
大好きなジェノヴァ風。そら豆と松の実と、ベーコンの塩気が良いアクセントになっていました。
ただ、自家製のキターラはもう少し固めのゆで加減でもちもち感がある方が好みです。

●丹波地鶏と銀杏　黒胡椒風味のリゾット
これが美味しかったです。見た目のオイルたっぷりなのに反して意外に食べやすく、最後まで熱々。
ピリッと黒胡椒が効いていて美味しいです。

メインは悩んだ結果、お魚に。お肉でも良かったかなぁ。。

●金目鯛の生ハム巻き　ゴルゴンゾーラソース
他のメニューよりも食べた事無い感じで想像できなかったので、これをチョイス。
何とも言えずあまり華やかでないお皿に少し寂しさを感じてしまいました。
もう少し付けあわせとか色彩的にも工夫が欲しいなぁ。と個人的には思います。

あまりゴルゴンゾーラの味はきつくなくて、中にカットしたお野菜が入っていて外観よりは凝っている感じ。

テーブル会計でしたが、最後にお菓子をいただきました。ちょっと嬉しいです。
全体的にもう少し華やかなお料理の方が好きですが、なかなか美味しくいただけました。
男前のシェフのパスタのゆで加減を確かめて食べてる姿やソムリエさんも素敵でした。

サービスの方もとても良く気がつく方が多くて、パンもおかわりを言う前に出して貰えました。毎回
温かい違う種類のパンが出てきて美味しかったです。ワインもサーブしてくれるし、感じ良かったです。

お料理の間隔にストレスも無く、逆に早く出すぎるくらいのスピードでした。
（もちろん、きちんと頃合を見て食べ終わってから次のお料理は出てきましたが。）
もう少しゆっくりだったら、まだワインを飲んで更に食べてたかもしれない、と同伴者も言ってました。
家族連れの方も多く、あまりかしこまらず食べられるお店だと思います。