先ずは、「大きな注意点」が2つあります。
①ゆっくり歩く!
②踵から着こうと意識しない!!
①について
歩行はただの運動ではなく、『健康の為に必要不可欠』であり『人間本来の状態を保つ為の根本的な自然な動き』になるので、早く歩けるに越した事はありませんが、
基本は「ゆっくり歩行」での移動になります。
「景色を見ながら、余裕をもって散歩するようにゆったり歩く事で十分に意味があります。」
ただ、
ダラダラとは歩かずに、しっかり「正しい歩行のフォーム」で歩きましょう。
慣れてきたら、
『歩幅』と『スピード』を徐々に上げていきます。
いきなり早く歩ければ全てによい訳ではありません。
実は、
【歩行のスピードにより身体への影響が4段階に変わります】
スピードにも意味がある訳です。
②について
これは、よく聞くアドバイスなので、勘違いしてしまいがちなポイントになります。
大前提として、
「普通の歩行の際の着地はどうやっても踵からになります。」
ですが、
「踵からの着地を意識してしまうと、膝を伸ばし緊張させ、ブレーキをかける状態になります。」
簡単に言うと、
「アクセル中に、同時にブレーキをかけている」状態になり、身体に大きな負担になります。
要は、
歩きずらい、進みずらい訳です。
身体を壊しますね。
ちなみに、
ジョギングの際も、「足の裏全体で着地する意識で」とアドバイスするそうです。
そうする事で、当然踵から着地はしますが、膝が軽~く曲がり緊張がない状態で、スピードを殺さない訳です。
実は、
「本来踵をついた瞬間は膝は自然と軽~く曲がっています。」
前方に蹴りだした足が自然と膝が曲がる瞬間に着地する訳です。
なので、
「踵」は変に意識せず、優しく接地するように歩いてみましょう。
