オメガ【スピードマスター】の歴史は、1957年に誕生した初代【スピードマスター 2915】が始まりです。【シーマスター 300】を元に作られていて、シーマスターに似た、ブロードアロー型と言われる太めの針を採用しているのが特徴となっています。
1959年に発表された二代目【スピードマスター 2998】になりますと針が細身のアルファ針になります。
ケースの裏蓋にはベースとなったシーマスターのなごりで【シーホース】が刻印されるようになりました。
【スピードマスター 2998】は1962年10月、歴史的な宇宙飛行を行ったマーキュリー・アトラス8号に乗っていた宇宙飛行士のウォリー・シラーの腕に巻かれていて、はじめて宇宙に行ったオメガの時計になり、【スピードマスター】が【ムーンウォッチ】と呼ばれるようになる伝説の始まりになります。
1962年頃からリファレンス番号のフォーマットが変更となり【2998】は【ST105-002】と表記されるようになります。
1963年に三代目【スピードマスター ST105-003】が登場します。
この三代目が【NASA】の目に留まります。
宇宙飛行士用の腕時計を探していた【NASA】は宇宙飛行士用に開発された時計ではなく、この市販品の【スピードマスター】に過酷なテストを行いました。
【ロレックス】や【ロンジン】など競合他社が10社ほど集められて行われた過酷なテストを耐え抜いたのは【スピードマスター】だけで、この事実が、オメガの信頼性を高めました。
1964年に四代目【スピードマスター ST105-012】が登場しました。
1965年に【スピードマスター】が【NASA】から宇宙飛行士用標準装備に正式採用され、1966年に【NASA】から正式発注される事になりました。
1969年のアポロ計画で月面着陸に成功した【アポロ11号】の乗組員が船外活動で身に着けていた四代目【スピードマスター】は【ムーンウォッチ】として伝説となりました。
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