エメラルドは、鮮やかな緑色を持つ宝石として知られています。
エメラルドの名前は、ギリシャ語の「smaragdos(緑の石)」に由来しています。これがラテン語の「smaragdus」やフランス語「esmeraude」を経て、現在の「Emerald」となりました。
古代エジプトでは、エメラルドはクレオパトラのお気に入りの宝石であったと伝えられています。ローマ時代には視力を癒す力があると信じられ、貴族たちの間で珍重されました。
エメラルドは、5月の誕生石として古くから知られており、【聖なる宝石】とも呼ばれ人気が高い宝石です。深みのある緑色は生命力や再生のシンボルとされて、世界中で愛され多くの人々を魅了する宝石です。
モース硬度は 7.5~8 で比較的硬いですが、内部にひびが多いため割れやすい性質があります。
そのため、エメラルドの取り扱いには注意が必要です。
エメラルドには「ジャルダン」と呼ばれるフランス語で「庭園」を意味する、内包物が多く見られます。
これらの内包物は偽物との見分けのヒントになったり、天然石の証とされます。
傷を補うために「オイル処理」がよく行われています。
エメラルドの価値は、その美しさ、希少性、需要に基づいて評価されます。
1:色
鮮やかな「濃い緑色」または「青みがかった緑」が理想とされています。
クロムやバナジウムがエメラルドに独特の緑色を与えます。これが濃すぎても薄すぎても価値が下がってしまう可能性があります。
2:クラリティ
エメラルドは、ほとんどの石にインクルージョン(不純物)が見られるため、透明度の基準は他の宝石よりも異なります。インクルージョンが目立たないものほど価値が高いですが、完全に透明なエメラルドはほとんど存在しません。
3:カラット
小さい物より大きいサイズの方が希少ですが、サイズが大きくても色やクラリティが悪いと価値は下がってしまう可能性がございます。
当店ではお買取の際に宝石の価値もしっかりとお査定させて頂いています。
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