MOET’S CURRY ラワットさんのお店。
「Moet's Curry」って名前なんで、てっきりモエットという人がオーナーなんだろうと思っていたら、オーナーはリシケシュ出身のラワットさん。人当たりのとても優しいインド紳士の典型です。
Moet's Curryというのは、ラジパットナガル@南デリーで昔勤めていたレストランの名を拝借したんだとか。現地在住の日本人にも人気というその味を再現したのがこの下北沢のお店というわけ。
低価格で北インドの庶民的レストラン料理が味わえる良いお店。インド料理好きも行って大丈夫なレベルはあると思います。
口コミ
カレー激戦区の下北沢で輝く名店の一つ。ランチメニューの最安値が500円で食べられるというのは、お財布がさみしいときとても嬉しいポイント。ダールカレーをあまり食べる機会も無いので、比較はできないが、とってもおいしいと思う。豆の香りとスパイスの香りがやさしく混ざり合っているのが口に入れた瞬間にわかる良いカレーである。
下北沢にある、美味しい美味しいインド料理が食べられるお店です。
普段あまり食べないので、味がどうなのか少し不安でしたが、とても美味しかったです!
店長さんも、外国の方ですが日本語お上手でした。
美味しいし、お店の方も丁寧でまた行きたくなりました。
下北沢駅南口から徒歩数分のインド料理店<Moet's Curry ラワットさんのお店>を紹介します。こちらのお店は、“インドと言えばネパール人”ということになっている今時の東京で、珍しいことにインド人コックさんがメインで調理をしています。店長さんはラワットさんといって非常に穏やかで丁寧な言葉使い(←日本語です)のオヤジさん。
“Moet's”というお店は実際にインドの首都デリーに存在していて、ラワットさんがインド時代に勤めていたのだそう。日本人の現地在住者に評判が良いお店だったので、日本でお店を出すにあたりそれにあやかろうとこの名前にしたようです。
メニュー構成は、食事のスターターやおつまみ向けのフリッター類やサラダ、各種BBQ・カバーブ類、カレー料理、ナーン等パン類等々。ムサルマーン文化が旺盛なデリーで働いていたラワットさんだけど、彼はヒンドゥーなので一般的なパンジャブ料理が並びます。
小食の多い東京人に合わせてか、ポーションは程々でその分価格帯はやや低めに設定されています。
この日オーダーしたのは
カチュンバル 420円
ハリヤリ・ティッカ 500円
パニール・マクニ 950円
プレーン・ナーン 250円
ソルト・ラッシー 350円
スターターに野菜を酸っぱ辛いチャートソースで和えたカチュンバルをチョイス。一緒にやって来た塩ラッシーを飲みながらバリボリ。ここでは玉葱主体でなく、人参・大根・胡瓜等角切りにしたものがメイン。歯応えあります。チャートソースは辛さを程々に抑えてあってインドの都会の味。
続いてハリヤリ・ティッカ。すりおろしたコリアンダーやミントのソースにマリネしてタンドール竃でローストしたインドBBQの代表的アイテムの一つ。3psに日本的サラダ(チャット・マサラがけ)で500円。驚きのお手頃値段♪ ちぎったナーンで押し崩し、ナーンごと摘まんでパクッ。火の通りも良く程良く浸みたソースの味もグッド。お代わりしたい(汗)。何気ないけど、こういうのはネパ式では味わえません。流石インド人さん。
そしてラストはカレー料理。パニール(インド式無発酵チーズ)をマクニ(ギィやクリームたっぷりのマイルドなカレー・ソース)で煮込んだパンジャブのヴェジ料理。全然辛くなくむしろ仄甘いカレーですが、様々スパイスの香りが立って甘くてもスパイシーなのです。ここいらは一般的に言って“辛い=スパイシー”と刷り込まれているので分かり辛いかも知れませんねぇ。
まあ、そんなこんなでディナー終了。
ラワットさんのお店はインドの街場の大衆的レストランの味わいで中々のものがあると思います。インド料理やインドに興味のない人にはアレかも知れませんけど、スタッフの物腰など何となくポヤ〜っとしてそうな雰囲気なのに、頼めばちゃちゃっとウンマい料理を繰り出してくる辺り、本場まんまでシビレちゃいますね〜♪
まあ、価格帯低めなのですごく豪華な料理は出ませんけど、非常にお手頃値段でまっとうなインド料理が食べられるのが、最大の長所でしょうねぇ。しつこいかもですが、ネパ式では絶対こうは行きませんから。
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