姿勢が良いのは良いことなのです。ただ、姿勢が良いと言われる人の中でも実は腰に負担をかけてる人が居るのです。
例えば、バレリーナや歌舞伎、茶道など姿勢に気を遣う方は、背骨を一直線に伸ばした姿勢になってる方がいらっしゃいます。でも実は、背骨というのは腰部では前湾、胸部では後湾と言うS字カーブを描くのが自然なのです。このS字カーブは、歩いたときなどの地面からの衝撃をスプリングのように緩める役目をしているのですが、背骨が真っ直ぐだとその衝撃がダイレクトに骨に伝わって来てしまいます。これにより関節などに炎症を起こし、腰がいつも辛い状態になったりします。
こういう方は腰の下にクッションを置いて10分くらいを目安に仰向けになり、S字カーブを自然な形に戻すようにしていきましょう。