ネボケドウ

ねぼけ堂

3.33
口コミ
2件
写真
10件

ごあいさつ

弊店は、大阪で手づくりと手焼きにこだわった鶏卵(玉子)煎餅を製造・販売をしているお店です。
厳選された原材料を用い伝統の技と心を込めて風味豊かに焼き上げた逸品です。
ご贈答やおくつろぎのひと時に、お気に召していただけましたら幸いでございます。
当店の代表銘菓である 鶏卵煎餅 は、芳醇な鶏卵の風味でやわらかな口当り、くちどけのよさは長年の修行のコツとカンによるものです。原料の配合や火加減、焼具合等、出来る限り昔からの製法を残しながら、品質向上を心掛けております。

弊店の歴史

大阪京阪電鉄滝井駅の関西医大病院西側、向い側は旭区今市町で、守口の西端に当店があります。
ねぼけ堂の歴史は古く、嘉永元年(1847年)徳川幕府の役人というよりも狂歌(和歌の形式で,しゃれ・こっけい・風刺を目的とした短歌です。)で名高い『太田南畝(なんぼ)・大田蜀山人(しょくさんじん)』という方が幕府より『寝惚堂(ねぼけどう)』というペンネームを頂戴しました。
この方が大阪に赴任し、寄宿先(下宿先)の天神橋、杉谷家に煎餅の製法を伝えたのに始まります。
以来、杉谷家との縁つづきの新町、平野町の各分家がこの煎餅の製法を家伝とし10年以上にわたり奉公修行して、免許を許した弟子に「ねぼけ堂」の名前で独立を許可してきました。
現在では、この御三家はいずれも廃業して商売替えをし、その流儀を残す弟子たちが独立し営業をしております。
店の父(故人)は、昭和26年中学卒業と同時に「天神橋のねぼけ堂・上原商店」に奉公修行に出て14年「ねぼけ堂」の称号を許され昭和41年に現在の地で開店をいたしました。
弊店では、手づくり・手焼きにこだわり太田蜀山人が伝えた創業時の製法を今に残しております。

(公式サイトから引用させていただきました。by TenMaru)

口コミ

煎餅

3.50
投稿日

1847年から続く老舗中の老舗。
店構えがそれを語っていますね。
昔ながらの良き雰囲気が漂うお菓子屋さん。
手焼きにこだわった、鶏卵を使った煎餅。
ふきよせ、三味せんべいというものがあります。
なぜか懐かしい味に美味しさがしっかりと感じられました。

2

知る人ぞ知る嘉永元年(1847)創業の煎餅屋さん

5.00
投稿日

うちの近所というか、隣の守口市になるんですが、ねぼけ堂さんという手焼き煎餅屋さんがあるのは前から噂で知っていました。が、地図を見ると入り組んだ場所だったので行かずじまいになっていました。去年の秋からこのお店の近くにある病院に通院するようになったので、一回行ってみよ!と思い立ち、エキテンの地図を印刷して出かけました。エキテンの地図を印刷すると最寄り駅からの道順を表示してくれるんですね。便利〜♪

その道順は通院してる病院の前を通っているようだったので、そこからスタートすると見つかりませんでした。それで最寄り駅から2回の再スタート。それでも見つかりません。試しに手前の路地に入ってみたところ、ちょうど住宅から奥さんが出てこられたので訊ねてみました。すると、1本向こうの筋ですよ、と。え?何度も通った路地なのにおかしいなぁと思って注意しながら走ってやっと見つけました!

お店の外観は写真のような感じです。色々書くと失礼にあたるので書きませんが、お店のひさし兼看板には「創業嘉永元年 ねぼけ堂」の文字が下地と同じ焦げ茶色で貼り付けられていたので全く気付きませんませんでした。一応路地の写真もアップしておきます。写真の路地を隔てて左側が大阪市旭区、右側が守口市です。お店の焦げ茶色のひさしが小さく写っているのが見えますか?

営業中と書かれた布地があったので入ってみました。お店の中は写真のような感じです。商品は全て木枠にガラスのショーケースに入れられていて、上の重いガラスの蓋を開けて取るようになっています。昔の駄菓子屋さんを思い出しますよね。ご主人が出てこられたので、黒豆・えんどう豆・そら豆の入った「三味煎餅」を買いました。公式サイトのFlashにも表示されるのでこれを食べてみたかったんです。

ご主人がもの凄く優しそうなかただったので、店内の撮影について訊ねてみました。どうぞどうぞ、でも暗いからちゃんと写りますかねぇと、そんな心配までして下さいます。いえいえ、大丈夫ですよ〜と言ってバシャバシャ撮らせていただきました。

例によってガラケーなのでブレ量産かな?と思いましたが、ご主人があまりにも優しそうに見守って下さってたので、落ち着いてシャッターを切れたため殆どブレませんでした。枚数の都合上全部アップできないのが残念ですが、5枚の賞状、表彰状、名誉総裁賞などは外せないなと思ったのでアップしておきます。

ご主人が丁寧に包装して手提げ袋に入れて下さいました。お勘定を済ませて、ありがとうございました〜とお互い言い合ってお店を出ました。そのあと、近くのケーキ屋さんに行ったのですが、ちょっと待ち時間があったのでねぼけ堂さんに舞い戻り、今度は「ふきよせ」を買いました。またまた丁寧に包装して手提げ袋に入れて下さいました。

帰宅したその日は生物のケーキを食べたので包装を開けませんでしたが、次の日に開けて写真を撮り、そしてビニール袋にハサミを入れた瞬間、めっちゃいい香りが!!!期待に胸を躍らせつつバババと写真を撮り、まずふきよせを一つ口に運んでみました。もうね、なんじゃこりゃ〜!!!ですよ。この味はなに???そしてまた次に別の色のを一口。そしてまた次に…一つ一つ全部味が違います!珍味です!

公式サイトによるとこのふきよせは、全国菓子大博覧会における茶道家元賞受賞商品で、生姜・小豆・青海苔、他七種の風味を楽しめるそうです。そこらへんに売ってる一度に2個も3個も4個も一度にばくばく食べるようなものじゃなく、例えば茶道をたしなみながら一つ一つじっくり味わって食べる煎餅だったんですね。道理で公式サイトのFlashに茶道具が表示されてるわけです。

煎餅屋さんと聞いてたので、てっきり塩味か醤油味の煎餅を想像していましたが、全く違いました。このお店の煎餅はもっともっと上品な煎餅だったのです。写真に写っている唐草模様の包装紙はたまたま二つの商品とも同じ面になっていますが、スキャニングしてアップしたいぐらい凝っていて味わい深いです。その中には茶道具の絵や「茶用煎餅」の文字、大きく丸で囲って「茶用煎餅司 ねぼけ堂 守口市寿町…云々」と書かれています。

ねぼけ堂さんでは、全国菓子大博覧会における名誉総裁賞受賞商品の「鶏卵煎餅」というのもありますが、店内に飾ってあった、名誉総裁賞の賞状はこれだったんですね。また、別名ねぼけせんべいと呼ばれる「ピーナッツせんべい」がこのお店の一番人気だとご主人がおっしゃってました。

近々日帰りで帰省する予定なのですが、年老いた親へのお土産はこの3品に決まりです。小さな1袋が525円〜ですが、食べてみると高いなんて感じないと思いますよ。茶道家元御用達のような感じのねぼけ堂さんですが、普通に公式サイトから地方への発送も行っていらっしゃるようなので、ぜひ食べてみて下さい。私のイチ押しです!

31

写真

概要

店舗名

ネボケドウ

ねぼけ堂

ジャンル

電話番号

住所

大阪府守口市寿町1−19

アクセス

最寄駅
バス停
  • 地下鉄太子橋今市から310m (徒歩4分)

営業時間

営業時間/定休日
定休日補足
日曜日(祝日は不定休)

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最終更新日

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