口コミ
小樽駅から車で10分程の祝津の高台にある網元の居宅兼漁業施設です。明治30年頃に西積丹の泊村に建てられたものを現在地に移築復元された建物はとても大きなもので、内部には漁場用具や生活用品などが展示されていて、当時のニシン漁の一端を知ることができました。
明治30年頃に泊村に建てられたものを移築復元されたもの。漁師が100人ほども働き、寝泊まりしていたと言う大きな建物で内部には漁場用具や生活用品などが展示されています。鰊漁で栄えた歴史の一端が判りました。入館料は300円とお安いです。
先日、バスツアーで訪れました。
訪問は2度目。以前は、紫陽花の時期に、
今回は冬に訪問しました。
入口そばに、「石狩挽歌記念碑」があります。
有名歌手の北原ミレイさんの曲のものです。
石碑の下には歌詞も書かれております。
一階にお土産屋さんがあり、ワインを購入。
どうみん割のクーポンを使わせていただきました。
建物の中は撮影できる所とできない所がありますので、
注意が必要です。
こちらは有名な鰊御殿
何度か北海道旅行はしていて小樽は2度目かなぁ。
今回は写真旅行で小樽で食事と数時間の自由行動がありました。
前から気になっていた鰊御殿に路線バスを利用し単独観光!
にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)
ここに来て初めてここが北海道屈指の美術豪邸だったことを知りました。
鰊漁で巨万の富を築いていたので、極寒の北海道でもきっと大きな建物なんだろうとくらいにしか思ってなかったんですけどそれは全くの大間違い!
山形県酒田市の本間邸に魅せられ、お部屋それぞれ趣が異なり、金に糸目をつけず6年半もかけて作られた豪邸だったんです。
いやはやどこを見ても凄いなぁ〜とホント贅沢でため息ばかり。
材質はもとよりあちこちの工夫や空間にいつまでいても飽きなくて、とても時間が短く感じられました。
そしてちょうど5月終わりから1ケ月の間「牡丹まつり」と称して、約400株の牡丹や芍薬の花が庭園を彩ります。
これまた後半に見事にぶつかり今まで知ってた程度の芍薬でしたが、色の鮮やかさや華やかさにすっかり心奪われ大好きなお花の1つとなり何枚も写真を撮ってきました。
お庭が見えるレストランも併設されメニューもきになるものがあったので、次回訪れる機会があればもっと時間に余裕を持ってきたいと思いました。
これだけ凄い個人所有の御殿も珍しいかったなぁ。
今回の北海道社員旅行の観光では1番の思い出になり、ホント帰宅後も興味が尽きずネットでいろいろ検索。
この建物を作りたいと思う要因となった、魅せられた山県酒田市の本間邸があまりに気になる始末。
結局翌年には行ってしまったのだけどその話はいつかまた。
この歴史とは、かつて北海道の南西部がニシン漁で大いに栄えた時期があったことを知ることができる、という意味です。
現在となっては、小樽函館と言った地名からニシンを連想することはできませんが、かつてはニシンの群れで海の色が変わるほどだったそうです。
そしてそのニシンがどれほどの富をもたらしたのか、こちらの御殿の普請を見ればそれを感じることができます。
勉強になります。