1906年(明治39年)に建築されたルネッサンス様式の石造りの建物で国の重要文化財に指定されています。内部は建設当時の姿に復元されたもので、貴賓室や会議室の金唐皮紙の壁紙、豪華なシャンデリア、暖炉など重厚で華やかでとても見応えがありました。
日露の樺太国境画定会議の舞台になったことでも有名で、国境碑や国境碑拓本のほか、画定会議や現地における作業などに関する写真や資料が展示されていました。これらの資料をみると、千島・樺太交換条約の後、先の大戦でロシヤに略奪された北方領土に心が痛みました。
近代史に興味のある方にオススメします。入館料は300円で、無料駐車場があります。