にらはにんにくやねぎと同じユリ科の仲間です。独特のにおいが強いので、きらいな人もいますが、中国料理にはよく使われ、我が国でも、にらがゆなどにして、昔から健康食に用いられてきました。
〔効用〕
にらは常食していると、カゼをひかなくなり、胃腸を丈夫にして、血液も浄化されるといわれています。食欲増進や胃液の分泌も促進されます。また、にんにくと同様に体を温める作用を持っているので、夜尿症、冷え性の民間療法としても知られています。青汁にして、さかずき1杯ずつを毎日飲むのも効果的な方法です。子供の湿疹には、にらを塩でもんで患部に湿布するとよく効きますし、痔の悪い人は煎じ汁で洗うと楽になります。漢方では、にらの葉の乾燥させたものを韮白(きゅうはく)、たねを韮子(きゅうし)と呼んで薬用に供されています。韮子は頻尿、夜尿症、遺精、せん痛、下痢止めに効果があります。
〔にらの種の煎じ方〕
土鍋に180mlの水を入れ、3グラムの種子を加えて、水が半分になるまで弱火で煎じます
カテゴリー別
日付別
概要
住所
滋賀県甲賀市水口町水口5743−3和VILLAGE2F