レストランエル

レストラン・エル

3.30
口コミ
1件
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9件

武蔵大学正門向かいにある街の洋食屋さんです。フライや炒め物といった料理とご飯の組み合わせで、割り箸使って頂きます。気軽な洋定食の店として良いのではないでしょうか。お値段も手頃ですし。
お昼はお弁当の販売もしていて、そっちも人気のようです。

口コミ

街の洋食屋さんで気持ちだけインド風のローストチキン定食を喫す。面白ウンマいのであ〜る

3.50
投稿日
予算
¥780

 日本でタンドーリ・チキンと言えば、最も名の知れたインド料理のBBQアイテムなんですけど、最近(...てかここ何年も)よく目にするのが“タンドリー”チキンというヤツ。音引きの位置が間違ってます。まあ、大手グルメ雑誌すらがこの誤表記で一貫統一しておりまして、日本におけるインド料理の立ち位置をよく表している、とも言えます。つまり、あくまでネタとして面白がられているのであって、インドの食文化にまでは関心が無いという.....(涙)。

 実は、最近入った街の洋食屋さんでもタンドリーチキンに遭遇し、タンドーリ・チキンからの換骨奪胎ぶりが面白かったので、クチコミしたいと思います。

 この店は極々偶まぁ〜に利用していて、いつもは牡蠣フライと鶏唐の定食みたいなのを頂いております。ボリュームあってそこそこウンマい洋定食が680円とリーズナブル。
 その日は、ちと趣向を変えようというわけで改めてメニューを見てみました。すると、有りましたね〜、タンドリーチキン♪ しかも鶏唐揚げポン酢和えとのカップリング。鶏×鶏ですが、街の洋食屋さんがタンドーリ・チキンをどうひねるのか? ちょと興味もわいて頼んでみました。


 この日オーダーしたのは
   タンドリーチキンと鶏唐揚げのポン酢和え定食(680円)
   ご飯大盛り(100円)


 さて登場したタンドリーチキンは、いわゆるロースト・チキンの表面に淡くチリパウダーを振りかけたもの。肉はボーンレスです。
 本来のタンドーリ・チキンは、インド地鶏を丸々一羽使うので、胸肉(首から胴まで)と腿肉各2psで一人前。なので当然骨付き肉です。スパイシーなソースに漬け込んでから、タンドールという伝統の炭火オーブンでローストします。タンドール(竈)・イ(の)・チキンってわけですね。食べ方もナーン等のインドパンを千切って肉に被せ、指が直に触れない状態で骨から肉をむしってパンごと食べる、という我々日本人には難易度の高い食べ方(←やり方はともかくパンごと食べる方がウンマい)。

 ここのタンドリーチキンは、タンドーリ・チキンとはかけ離れてますが、ローストしたスパイシーなチキンという点では当たらずとも遠からず(なのか?(汗))。ただ時間をかけてローストするからか肉はジューシーでなく、スモークチキンみたいな噛み心地。振りかけたチリパウダーも淡いので、何となく辛味があるな、という程度。当然香りも立ちません。“ちょこっとスパイシーなローストチキン。気持ちだけインド風(汗)”ってところでしょうか。

 まあ、インド料理専門店を名乗る店でもこれと大同小異の「タンドーリ・チキン」はざら。なのでこの店を責めるわけには参りません。てか、むしろタンドリーチキンという別の料理、ご飯のおかずと思えば中々ウンマい(んんん、それでも鶏唐揚げのポン酢和えの方がさらにウンマいのですが...(汗))。スモークチキンのようなサクッとして穏やかな噛み心地が、何気ないランチにはむしろ好ましいのではないのかな。
 サラダ用に出してくれるオリジナルドレッシング(出汁入り?)もウンマくて、パクパクパクぅ〜っと気持ち良く食べられました。

 タンドーリ・チキンというネタ話に使ってしまいましたが、この地域でベテランの街の洋食屋さんです。際だった目玉料理はなくともリーズナブルにウンマい洋食が頂けます。地味だけど良い店なので、お近くにお出での際は是非どうぞ〜♪

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写真

概要

店舗名

レストランエル

レストラン・エル

ジャンル

電話番号

住所

東京都武蔵野市関前4丁目17−10ユリイカ1階

アクセス

最寄駅
バス停
  • 武蔵野大学から55m (徒歩1分)

営業時間

営業時間/定休日
営業時間補足
11:00〜14:00/17:00〜20:00
定休日補足
日曜・祝日
公開日
最終更新日

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