筋肉って伸び縮みして動かしているって思っていませんか？
実は筋肉は、縮みますが自分で伸びることはありません。
リラックスした状態から「縮む（収縮）」か
縮んだ部分が「緩む（弛緩）」のどちらかだけです。
つるってどういうこと？
脳からの命令「縮め！」や「緩め！」を受けて、
筋肉が正しい反応をすることで腕や足を動かしています。
ところが、体を動かした後、収縮が終わって緩む時に、
筋肉の1部が言うことを聞かずに緩んだままになってしまうことがあります。
どちらの場合も筋がひきつれたような違和感や痛み・しびれ等が起こります。
この筋肉の収縮・弛緩に異常が起こった状態を「つる」と呼んでいます。
筋肉が誤作動を起こすんですね！
では、なんで「つる」のか？
根本的な原因は、筋肉に栄養（ビタミン・ミネラル・酸素）が届かないことです。
さらに３つの状態に分けられます。
①虚血状態
②栄養失調
・脳から「お～い！筋肉！緩んでいいよ！」と正しい命令が出されているのに、現場に筋肉に届ける栄養が足りない。
③さらに深刻な栄養失調
・脳から「お～い！筋肉！緩んでいいよ！」という命令を出す神経そのものに栄養が足りていない。
解決法は？
・同じ姿勢をとり続けないようにする
・冷やさない
・激しい運動は控える
・そして、１番大切なのはしっかり栄養を摂ることです。
「足がつるのはミネラル不足？マグネシウムが良いの？」と聞かれることがあります。
「筋肉を収縮させるカルシウム」
「筋肉を弛緩させるマグネシウム」
この２つはセットで働いている大切な必須ミネラルです。
でも、マグネシウムなどのミネラルだけに注目するのは✖です。
栄養素はバランスが大切。
ただ、足がつるとお悩みの方には、特に強化したい栄養素があります。
それはビタミンB群です！
ビタミンBは８種類あり、お互いが助け合いながら働いています。
ビタミンB群はエネルギーを作るのに欠かせない栄養素で、全身に酸素を運ぶ赤血球をつくってくれます。
足りないと筋肉は仕事ができません。
疲労や筋肉痛、肩こりなどお悩みの方も多いですね。
そして脳の神経伝達物質をつくります。
脳にも体にも必須の「元気の素」です。
皆さんもしっかり栄養をとって冷やさないようにして休んでくださいね✨
すみれ鍼灸整骨院
