Q:受験期の睡眠時間はどの位が適当でしょうか?
A:受験と睡眠時間の関係は、とても密接です。
受験勉強というと、どうしても予定より長引いてしまい、つい夜更かししてしまいがちです。でも、そうなると睡眠不足となって、翌日の勉強効率が大幅にダウンしてしまうので、厳重に注意しなければなりません。
受験勉強で十分な睡眠時間が必要な理由は、不足すると、勉強したことが定着しなくなるからです。たとえ1日8時間とか10時間、あるいは15時間と猛勉強しても、睡眠が不足してたのでは、せっかくの勉強量も水の泡ともなりかねません。
さらに、睡眠不足によって免疫力が低下して、風邪などにかかってしまえば、勉強で集中力が発揮できず、よりいっそうのストレスがかかってしまうことでしょう。
そうならないためには、最低これだけは眠るという時間を決めておくとよいと思います。大脳生理学では、勉強したことを脳に定着させるための最低睡眠時間は、6時間であるといわれています。とりあえず6時間の睡眠を確保できさえすれば、勉強したことを記憶に留めやすくなるわけですね。
勉強したことを無駄にしないためにも、受験期間中に健康を害さないためにも、ぜひ睡眠というものの大切さを再確認してくださいね。
