年齢60代 女性
1カ月程前より、背部痛が出現 痛みのため寝付けないことがある。
既往歴 半年ほど前に乳がんの手術を受けた。その他手術歴なし。腰部脊柱管狭窄症あり。
検査・評価 第5頸椎、第4胸椎の可動性低下。左第4肋骨の固着あり。心臓の膜(心膜)の制限あり。
乳がんの術痕を中心に左肋間筋の固着あり。
胸椎の制限に対しマッスルエナジーテクニック、肋骨・肋間筋に対しインダイレクトテクニック、
心膜と心椎骨靭帯に対しインダクションテクニック。
術後、頚背部の可動域拡大と背部痛緩和がみられる。
二回目の施術
施術後しばらくしてから、痛みが増してきた様な気がしたが、就寝時には痛みは気にならず、久しぶりにぐっすりと眠れたとの事。
今はほとんど痛みが出ていない。
頚椎の制限に対し矯正を行い、背部筋に軽くマッサージを行い施術終了。
この方は乳がん術痕の癒着により肋間に異常なテンションが掛っていたのが大きな原因となっていたと考えられます。
肋間の固着が横隔膜の制限になり、横隔膜から心横隔膜靭帯を介して心臓にもテンションが掛り、心臓から心椎骨靭帯を介し胸椎へテンションを掛けたのでしょう。テンションが掛り続けた胸椎はついに変位し機能障害を起こし、交感神経を過度に刺激した結果、背部の筋過緊張と痛みが出現したと考えられます。
痛みばかりではなく、なかなか治らないコリ感なども交感神経の強い関与が認められます。
放置せずに是非ロアン鍼灸整骨院にご相談ください。
中野の整体・整骨と鍼灸 ロアン鍼灸整骨院 院長
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