きんちゃん酒場

新宿の雑居ビルの2階にひっそりと佇む、見た目は何の変哲もない居酒屋を訪れました。外観や場所からは想像もつかないような、素材に拘った料理の数々が待っていました。

このお店の料理は、一見すると居酒屋の定番のようでありながら、一口食べればその違いがわかるワンランク上の味わい。特に、素材の良さが際立つシンプルな料理が多く、その素朴ながらも力強い味わいが印象的です。

例えば、じゃがバターをアレンジした「味噌バター」。このシンプルながらも深い味わいの料理は、焼酎や日本酒との相性も抜群です。また、ベーコンやソーセージも一般的なものとは一線を画し、素材の味を最大限に引き出した一品になっています。

そして、食事の締めに出される蕎麦。見た目には華やかさはなくとも、その咽越しの良さと味の濃さは、シンプルながらも納得の美味しさを提供してくれます。

このお店の魅力は、何と言ってもそのアットホームな雰囲気。新宿の喧騒を忘れさせるような、素材に拘った料理を気軽に楽しめる空間です。見た目は普通でも、食べればその違いがわかる。そんな不思議と印象に残るお店でした。