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境内の高台からは関内・山下町の街並みを一望

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投稿日: 2025/02/06

京急線の南太田駅から歩いて１分ほどのところにある、山号を「西中山」、寺号を「常照寺」といい、江戸時代大奥に祀られていたという鬼子母神像を祀ることから通称「太田（あるいは南太田）の鬼子母神」として有名な日蓮宗のお寺です。山門から二天門までの間が南太田駅のホームの下をくぐる形になっている珍しいお寺で、山門を潜り石段を上って行くと立派な二天門があり、祀られている持国天、多聞天の仏像はとても迫力があります。二天門を潜るとよく手入れされた境内の奥に大本堂がでんと構えています。大本堂は入母屋造りの本堂屋根の正面に大千鳥破風、さらにその前下方に唐破風の三連造りで、みるも豪荘・重厚で周囲を圧倒する迫力に満ちています。大本堂の横に位置する石段を上って行くと鐘楼があり、その先、頂上に墓地や日蓮聖人の大銅像があります。高台に立つ日蓮聖人大銅像からの眺めは抜群で、関内・山下町の街並みを一望することができました。