花粉症も風邪症状の一つだったら、葛根湯に出番はあるのか?結論としては、有用なのは確かだけど、服用するタイミングがなかなか難しい。そんな葛根湯に代わり、注目されるのが青龍湯。小青龍湯がもっぱら有名ですが、大青龍湯も存在します。
水の滞り・氾濫を伴う風邪症状。例えば流れる鼻水や噴出する涙、それに伴うくしゃみや痒み、そういった症状に対する小青龍湯の薬効が河川(流水)に住み、風を操る青龍を象徴しています。
東方を守る青竜の色は青色で、これに小青龍湯の構成主薬である麻黄の色(青緑)をかけているという説もありますが、この麻黄は葛根湯にも使われています。ただ実際のところ、先に述べたような水を利する薬効は葛根湯は弱く、小青龍湯が優れるので、その点でも青龍を冠するに相応しいと言えるかと。
名は体を表す。名前がその本質を明らかにする。青龍という名の本質がわかると、小青龍湯は重宝します。