善福寺

玉造の近所にある高野山真言宗の寺である。現在、善福寺のある位置には鏡如庵（鏡如寺・通称：どんどろ大師）という寺があったが、明治時代に廃寺になっているそうです。その後明治42年（1909年）1月9日に大阪府豊能郡豊能町（旧大阪府豊能郡東能勢村）にあった如意山甘露院善福寺を鏡如庵のあった場所（現在地）へ移転し、現在に至っているそうです。鏡如庵のあった付近は、大坂冬の陣（慶長19年・1614年）では、真田幸村が真田丸を築き、激戦があった。大坂冬・夏の陣ともに激戦地であった。そのため、法資法道が大坂夏の陣の戦死者の霊を弔うために創建したと言う。摂津国八十八箇所第11番札所として有名である。

大坂冬の陣では、真田幸村が真田丸を築き、激戦があった場所で。
夏の陣でも激戦となりました。
戦死者の霊を弔うため、鏡如庵が創建されました。
明治に廃寺となり、跡地に善福寺が引っ越してきました。

鏡如庵は、歌舞伎「傾城阿波の鳴門」「国訛嫩笈摺」の「どんどろ大師 門前の場」の舞台として設定されているそうです。
巡礼姿の娘おつると母おゆみの愁嘆を描いた場面が、像になってありました。

投稿者

rina

投稿日

2013/05/05

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