日曜の未明3:30に起きて一路長野へー
30歳から50歳までの、20年を生きた長野。
子供たちと共に生きた長野。
たくさんの記憶のカケラ達がキラキラと降ってきては
春の空に溶けて消えた。
子供たちの父親や、
私を殴った前夫。
彼らと走ったたくさんの道を
彼の運転で走った。
どこを通っても懐かしさと一緒に
鈍い痛みが蘇るんだけれども。
彼が、それらの全てを上書きしていくのを感じて、
私は助手席で幸福だった。
生きるということは
清濁どちらもあってこそなのだと。
このくらい生きてくると本当に良く解る。
どちらもあって良い。あるいはー
どちらもあるからこそ良い。と思える。
苦しみや悲しみも。あって良いし、あるからこそー
彼が今、月曜に思いがけず休みになったことも。
何もかもは、偶然のように見える必然に他ならない。
#大人の恋 #恋愛小説"最後の最愛#すべては必然