【秋に頻発する腰痛】についてお話をしていこうと思います。
なぜ秋に腰痛が増えるのか？
①自律神経の乱れ
季節が変わることで、環境の変化についていけず、自律神経のバランスが崩れやすくなってしまいます。
自律神経は血圧、体温調節、消化活動などをコントロールしています。
自律神経のバランスが崩れることで筋肉の緊張を起こし腰痛の原因になってしまいます。
②気温の変化
気温が下がると身体は体内の熱を逃がさないように筋肉を収縮します。
筋肉は硬くなり、柔軟性を失い、腰痛を起こしてしまいます。
一日の気温差が激しいことで、寝ている間に身体が冷えてしまい筋肉は硬くなり、朝起きた時の腰痛の原因になってしまいます。
③夏の運動不足
夏の暑さでなかなか運動出来ず、涼しくなり運動もしやすくなります。
ですが、夏の間の運動不足で身体が硬くなっていることも多いので、急な運動不足は腰痛を発症しやすくなってしまいます。
④食欲
秋と言えば食欲の秋です。
食欲が増すことにより、急な体重増加は腰に負担がかかってしまい腰痛の原因になってしまいます。
1㎏増えるだけでも身体には相当負担がかかってしまいます。
秋の腰痛は生活習慣に注意すれば対処出来ます。
・夜寝る時には夏の肌掛けから薄手の毛布に変える。
・足が冷えないように厚手の靴下を履く。
・腰やお腹が冷えないように腹巻をする。
・シャワーではなく、ぬるま湯に長く浸かり、体の芯までしっかり温める。
・ウォーキングやストレッチ、温水プールで水中ウォークなど適度な運動をする。
・身体を温める食べ物を摂る(鶏肉、イワシ、カツオ、玉ねぎ、生姜、ニンニク、紅茶、ジャスミン茶、日本酒、赤ワインなど)
日々の生活で秋の腰痛を防ぐこともたくさんあります。
夏が終わり、せっかく生活しやすい季節なので、予め腰痛の対策をし、快適に過ごせていただけたら幸いです。
当院では痛みがなくなってからのサポートもしております。
痛み酷くなってからでは治りも遅くなってしまいます。
メンテナンスが非常に大事になります。
お悩みの事などがあれば、お気軽にご連絡下さい。
