このみち一筋、生涯現場主義
長野県出身の私がこの世界に入ったのは15歳のとき。じつは小学校の運動会で転んで腕の骨を折った経験があり、「大きくなったら整骨院で働こう!」と心に決めていました。
中学校の恩師に紹介された整骨院に弟入りし、働きながら高校を卒業。上京して資格取得のため専門学校に通い、1960年に『柔道整復師』免許を取得し、4年ほど経験を積んでから川越の地に開業しました。
施術で大切にしているのは、根本的な原因をしっかり突きとめ、確実に快方に導いてあげることです。私自身、骨折を経験しているので、苦しい思いからできるだけ早く解放してあげたい。よそでは治らなかった人が、当院の施術で「楽になった!」と喜んでくださることが、私にとってもいちばんの喜びです。
ありがたいことに、私のもとには一都六県から患者さんがお見えになります。皆さんできるだけ早く、確実に治したくて、遠路はるばるお越しになるんです。巷では『川越の一発屋』と呼ばれて、嬉しいと同時に責任も大きいですよね。
昭和13年生まれの80歳ということで、体力的に大変でないと言ったらウソになりますが、日々の体調管理に気を配り、できるだけ現場に立ち続けたいと思っています。
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日々の体調管理に気を配って、できるだけ現場に立ち続けること