腸内細菌と女性ホルモンの関係
腸内細菌はホルモンバランスと関係があり、
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの量にも影響を与えることが知られています。
エストロゲンは卵巣などでつくられた後、全身に運ばれます。
その後、排出されます。また一部は腎臓から尿中に排出されます。
しかし、さまざまな要因で腸内細菌のバランスが乱れると、排出されるはずのエストロゲンが腸内細菌の働きによって、再び腸から吸収され体全体を周ります。
これにより体内のエストロゲンが必要以上に増えてしまうことで、乳がんなどの発症リスクに影響を与えるとされています。
腸内細菌がエストロゲンの排出と再吸収の両方に影響を与えることからも、
日ごろから腸内フローラを良い状態に保つことがホルモンバランスを整えることに繋がります。
![腸活の写真_1枚目](https://image.ekiten.jp/shop/55121115/20230823104553_72664526.png?orig_w650)