Maison de h-l’E´ridan

何はともあれラグジュアリー感のある
プライベートな空間が最大の魅力の一つでした。


完全個室は数のいる団体客が得られる特権かとも思いますが、
２人、或いは４人で水入らずのフレンチランチが出来るのは
なかなかない環境で楽しめる要素の１つとして魅力的でした。

完全貸切のフレンチランチ。
そこに求める一つの要素としては、
他者を気にせず完全完璧なプライベートルームで
ゆったりと寛いで過ごせる空間は得難い環境でした。
数々札幌市内のフレンチを回っていても
この環境はなかなか無いのでこれは素晴らしい事です。


料理は五品
ちょっと品数的にも個々のポーションのボリュームも
求めた内容からはやや不足かと感じました。


帆立貝と新玉ねぎ
流石に新玉ねぎの良さが感じられ、
辛味が出て無いので食べやすくて、
カイワレと共に帆立をあっさりさっぱりと食べれました。


トリュフのコンソメスープ 茶碗蒸し
トリュフの香りとコンソメの味わいが、
あっさりなのに滋味深い繊細で上品な深いものがありました。


海老とアスパラガス
いくつかのフレンチレストランで、
大きなアスパラガスが印象的だったので、
アスパラも海老もノーマルな見た目に見えましたが、
流石に味のレベルはプレミアムクラスでした。

ここまでで、
モエレ沼公園のランファン・キ・レーヴで出て来た
最初の三品がアミューズと言われたのですが、
それと同じ感覚でいましたが、
こちらレリダンに於いては、
次がメインで、後はデザートで終了でした。

鮑入りパイ
贅沢なパイ包みの料理でしたが、
食べる際にやや食べ辛さがありました。
味は複層的な深みある味わいがありました。

クラクティ
本来さくらんぼのをアレンジしてます。
甘くて美味しいひとときでした。

居心地良くも、
食べ終わると直ぐに提供される料理。
テンポの良さがと手際の良さが
抜群にいいと感じました。
まあ、一組なので当然かもしれませんが。

料理一品一品が素晴らしくも、
ポーションは上品なボリュームで、
呆気なく終わってしまった感じがしました。
一時間未満のショートステイと勿体なくも、
もう一品付くかなと思っていましたが、
微妙に物足りなさを感じました。
やはりもう一品、或いはボリュームか？
いや、値段と内容の乖離だろうか・・・

フレンチランチも上位店結構回りましたが、
内容と値段の差にテンションダウンでした。
料理内容は素晴らしくも金額的には高過ぎて感じます。
価格は非公開にします…

総合 4.0
味 4.2
サービス 3.5
雰囲気 4.4
コスパ 2.5
ドリンク 3.5

所在地
北海道札幌市中央区円山西町1丁目6-1
Maison de h-l'E´ridan（ﾒｿﾞﾝ･ﾄﾞ･ｱｯｼｭ【レリダン】）


☆☆☆次回予告編☆☆☆

特別な目的でこのプライベートゾーンで食べて楽しむのはいいかと思います。