レベイユ

自分が見ている世界、感じていることが、周りの人のそれとはちょっと違うんじゃないか。幼い頃からそのように感じることが多く、そしてその「違い」は、いわゆる「生きづらさ」に繋がるかたちで、これまできたように思います。

もちろん、人それぞれ、世界観や感じ方は違っていて当然なのですが。そのこととは少し違う。周りの「空気」にすぐ心身が反応する。匂いや音、色を感じるのと同じように、他人の考えていることや秘めた感情がわかる気がして、さらに敏感になっていく。最近よく聞かれるようになった「HSP」（ハイリー・センシティブ・パーソン）というやつかもしれません。

これがしんどいのは、さまざまに工夫して説明をしても「本当にわかってくれる」「まともに共感してくれる」相手が本当に少ないこと。「わかるよー」の言葉の一方で実際はスルーされたり、「気にしすぎじゃない？」の一言で流されてしまったり。そのうち、こちらの方がおかしいのか、と思い始め、できるだけ周りに合わせるようにすると、かえって疲労と消耗は倍に。やがて、自分自身を責めたりもするようになり、「辛さ」はますます深化していき。

誰にも話を聞いてもらえない。というか、かりに話を聞いてもらっても、結局こちらが虚しくなったり辛くなるだけ。それなら、深くなる一方の傷を独りで抱えて、毎日をやり過ごしていく方がましかも？

久美子先生は、こちらのそんな気持ちを、冷静さと温かさ両方をもって正面から受け止めてくれました。彼女の落ち着いた声を聞いていると、あ、この人は知性と感情のバランスが非常によくとれている人だな、ということがすぐにわかります。「この人になら、自分がこれまで抱えてきたものを洗いざらい話せる、受け止めてもらえる」。しかも、ただ「受け止める」だけでなく、この厄介極まる「生きづらさ」の「正体」を見極めて、自分本来の生き方を見つける手がかりを探すサポートをきちんとしてくださる（その「自分本来の生き方」は、本当に楽で、これまで感じることがなかった安堵と高揚の両方をもたらしてくれます）。

「生きづらさ」にまつわる問題を根本解決するためには、自分の心の奥深くまで潜る必要があると思います。それをするには、ガイド役をしてくれる相手を深く信頼することが必須です。その点において、久美子先生は、これまで「人を信頼（信用）する」ことに慎重な姿勢で来た人にこそお勧めしたい、「心と魂の問題のナビゲーター」です。おそらく、久美子先生ご自身が、一人の人として様々なご苦労や経験をされてきたからこそ、心の奥深くに痛みと違和感を抱えた人に、しっかりと向き合うことがおできになるのだと思います。家庭問題だけでなく、ビジネスにも造詣深く、幅広い問題に対応していただけます。世の中にセラピストは星の数ほどおられますが、知性と感受性と堅実な現実把握（いわゆる「地に足のついた人」）の三拍子が揃った人にはなかなか巡りあえません。久美子先生は、そうした貴重なタイプの先生だと感じます。

反対に、「みせかけの癒し」「その場限りの共感」「実際は現実逃避しているだけの問題解決〈プレイ〉」を求める人には、久美子先生のセラピーは合わないと思います。
本気で自分の心と魂の問題に向き合いたい、向き合って解決して、次へ進みたい！という人には、確信をもってお勧めしたい先生です。