密蔵院
- 住所
- 愛知県春日井市熊野町3133
- アクセス
上島(東)駅から徒歩11分(800m)
口コミ
同お寺は、愛知県春日井市の中心街より離れた場所にある天台宗のお寺で、医王山密蔵院と言い、私自身も過去に2回訪れており、大きな駐車場も完備され、観光地にも指定されている有名なお寺です。
同寺は、中世、尾張地方の天台宗の中軸となったお寺でもありましたが、室町時代末期の戦乱の世には衰退したようで、江戸時代初期に高僧が同寺に移って再興したようです。
また、国の重要文化財である多宝塔の他、愛知県又は、春日井市指定の重要文化財が数多くあり、古文書などの重要文化財も数多く所有している愛知県内でも有名なお寺です。
さて、山門(総門)を抜けると観音堂(市指定重要文化財)がありますが、観音堂の階段ではネコが寝そべっていました。(写真を参照)
その前には仁王門跡の石碑があり、その斜め左には国の重要文化財であり室町時代に建立した多宝塔があります。
多宝塔は左右、前後と色々な角度で見て頂きたいですね。(写真を参照)
多宝塔の真正面には、市指定重要文化財である元三代師堂、その少し左奥には同文化財である開山堂が建っており、その奥には本堂と庫裡(くり)を囲むように塀があり、その門を潜ると本堂に到達します。
本堂では、自由にご本尊を拝ませて頂き、写真も撮らせて頂きました。
その後、ご朱印を頂くために庫裡(くり)に出向くと、密蔵院59世のご住職が居られ、当家の先祖話(織田家家臣)を絡め、戦国時代の戦乱話に話が弾みました。
また、「最近、織田家所縁の末裔(子孫)が尋ねられました。」とご住職が話されました。
仏閣の知識と歴史ポイント
1.庫裡(くり)とは、ご住職及び、ご住職の家族が生活されている住居を指します。
2.室町時代末期(安土桃山時代)には、織田信長公(織田軍)と延暦寺(天台宗の総本山、比叡山)とは敵対関係があり、その結果、同お寺もその当時は衰退したようですが、同お寺の明確な衰退理由はご住職も不明なようでした。
また、僧侶が武器を持ち憎兵となり、人間欲(煩悩)を充たそうとする行為はもはや兵隊そのものと思われます。
武器を持ち、武力で対抗する行為があったので、信長公も焼き討ちを命じたもので、三英傑(信長公、秀吉公、家康公)の中でも、最も神社仏閣を保護し安堵したのは信長公と言っても過言ではありません。
国指定重要文化財の多宝塔があります。多宝塔は全国に31個あるうち、愛知県には7個あり、全国で一番多いそうです。
密蔵院の多宝塔は、屋根の裏の彫刻が細かくて立派でした。
密蔵院は、春日井市の昔話の舞台となっているお寺です。
術を使って、片目の見えない女の人を治した幸楠丸という方を仏像として祀っているそうです。
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