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遍照院とは、およそ1200年前、弘法大師によって建てられたお寺

5.00
投稿日

遍照院とは、およそ1200年前、弘法大師によって、生きとし生ける者すべての悲しみ、悩み、苦しみが共に語られ解決されるようにとの願いを込めて建てられたお寺です。
遍照院と書いて(へんじょういん)と読みます。
地元の人には、知立の弘法さんと呼んで親しまれ、縁日には多くの参拝者で賑わい、弘法通り(名鉄知立駅〜弘法山)は、弘法山御命日は車両通行止めに成るぐらいの賑わいですよ。
遠くからの参拝者も居て、一番近い名鉄知立駅から1.4km徒歩15分掛けて歩いてお参りする方もいるぐらいのスケールの大きさと成ってます。
今回お参りした理由は、世界中が新型コロナウィルスの影響で沢山の人が感染し、中には死に至る人も居るので、自分に出来る事は何かを考えたら目の前に弘法さんが有る事を思い出し、初めてでしたが1人で参拝して来ました。
周辺には駐車場は沢山有りませんが、縁日以外の日だと自家用車でも問題有りませんが、縁日だと近くのパチンコ屋さんの了解を貰ってる様で駐車が出来るようですよ。
食事する場所も弘法通りに有り、うなぎ屋さんや食堂も有り、幻の鶏めしもこのタイミングじゃないと食べれない逸品も人気と成ってますね。
境内の山門入口には赤い旗が参道沿いに並び、更に山門をくぐると自動車祈願所、大師茶屋が有り一寸した休憩がてらの息抜きの休憩が出来ました。
本堂前には御線香供場が有り、そこで大きな太い線香をあげてから本堂で祈願して来ましたよ。
当日は参拝者も少なく地下道場に設けられた戒壇めぐりは行きませんでしたが、まっくらな闇の中を行道するもので、弘法大師さまを直々に拝見しその功徳を頂き、自身に佛を顕現するところの様です。
あたりまえの有難さ尊さを即時に自覚できる最も人気のあるスポットの様なので、コロナが衰退したら立ち寄りたい場所でした。
奥の院には大本堂裏に広がる境内に四国八十八ケ所お砂踏み霊場が設けられ、信徒一般の納骨堂として香煙の絶えることがない場所です。
子育弘法大師には、身の丈、十五尺の子供を抱いた石像のお大師さまで、安産祈願、子供の無事成長祈願を願う人多く、戦後は子授け祈願の信仰も増えてるようです。
水子堂には、沢山の水子精霊の位牌付お地蔵さんをお預かりして貰えます。
不動堂は、東海36不動霊場の18番札所として沢山の信者さんの信仰をあつめています。
遍照院では御詠歌のほか、茶道・華道・書道のお稽古も行ってるので美しい作法や豊かな感受性、日本の伝統文化への知識を身につける事も出来ますよ。

今回いきなり行ってみた1200年の歴史有るお寺でしたが、行ってみると心が引き締まる思いで、忘れられつつある『あたりまえの有難さ尊さを即時に自覚できる場所』としての参拝と成りました。
一般的にはお正月に行かれる神社での御礼に成るかと思いますが、お寺は行く機会が少なく成りつつある若い世代の方にも、困った事のお願い等のお参りスポットとしてお勧めします。

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写真

概要

店舗名

遍照院

ジャンル

電話番号

住所

愛知県知立市弘法町弘法山19

アクセス

最寄駅
バス停
  • 遍照院から110m (徒歩2分)
公開日
最終更新日

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