口コミ
同お寺は、道の駅「瀬戸しなの」と瀬戸工業団地に近い丘陵地に立っている曹洞宗のお寺さんですね。
同お寺は室町時代、桑下城主である長江利景公が今村城主の松原広長公との戦いでの付城(今風で言えば砦のような館)として阿弥陀ヶ峯城を築城した場所にあるお寺です。
丁度、お寺がある場所は小高な丘陵地であるため、戦いの場での砦には持って来いの場所であったようで、本来の目的である松原氏との戦いに勝利し、松原氏の部隊は敗走したようです。
県道210号線から入った場所にあるため、裏道から車で訪れましたが、県道から直ぐの道を入ると急坂とはいえ、山門側から来ることも出来ます。
さて、山門横には駐車場があり、丁度買い物から帰られたお子さん連れのご住職の奥さんに訪れた目的を告げて見せて頂きました。
改めて山門を潜ると、中規模な本堂があり、本堂も開けさせて頂き拝観させて頂きました。
本堂の反対側の崖側には「阿弥陀ヶ峯城址」の案内板も用意されていました。
中世城館好きな者にとっては案内板は大変有り難く思います。
歴史ポイント
織田信長公の家臣であり武将の竹村長方公も品野城攻めの際は同城を使用したようで、江戸時代に入り、大坂の陣で生き延びた戸田直昌公は城址跡に住み着いたようです。
5年前の調査では、地方自治体が調査した中世城館の数は2万箇所以上とのことですが、詳しいことは独自で調べて下さい。
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概要
店舗名
全宝寺
ジャンル
電話番号
住所
愛知県瀬戸市品野町2-40
アクセス
- 公開日
- 最終更新日