この店、もう少し練ってからクチコミしようと考えていたのですが、う〜ん、暫く投稿してないし、お気に入りユーザーの皆様に愛想を尽かされるのも怖い(汗)ので、エイヤッと書いちゃいます。
私の家からはとても行きづらいエリアなんですが、カレー料理がウンマいよ〜、って評判に釣られ、5回も6回も乗り物を乗り換えて行って参りました。もうね、ついでとか通えるとかの条件かなぐり捨ててます。再訪もそう容易でないって位ですが、ウンマくて良い店だったんですよ〜。
この日オーダーしたのは
カライ・マトン(1200円)
アル・ゴビ(ハーフサイズ)(600円)
ロティ(2ps)(280円)
プレーン・ナン(280円)
グレイヴィのある肉のカレーとドライなヴェジ料理の組み合わせ。料理はどれもハーフサイズになるので、こうした組み合わせも気軽に出来るのが良いです。料理に較べパンはちょこっと安め。まずは全粒粉パンでアル・ゴビを味わってみることに。
カリフラワーがシナっとするその瞬間を捉えたような仕上がりで、スパイスもしっかり(スパイスしっかりだから油も多め)、久しぶりにウンマいアル・ゴビ!
少し辛めにしてもらったカライはマトンが柔らか。トマトたっぷりにクリームも加わった辛円やかなグレイヴィもウンマい。肉肉しいイスラームのマトン・カライと全然違う仕上がりですが、レストラン的なかなり上等のカレー料理です。マトンがも少し多けりゃ文句なし。ウンマイです(←この店コリアンダーは常備せず、黙って頼むと刻んだ韮がトッピングされます。刻みが丁寧で自然なので言われるまで気が付きませんでした。韮ってこのエリアの特産品?)。
生地を伸しているのが見えたので冷凍・出来合いではないはずですが、薄焼きのロティはすぐ硬くなり、若干不満。カライ・マトンも食べるのでプレーン・ナンを追加しました。
実はこのプレーン・ナンが抜群にウンマかったんですよ〜。詳しくは話してくれませんでしたが、卵の練り込みと砂糖が多めなのかなぁ、ふっくらさくっとした生地の柔らかさに加えて味のある甘さがあって最高でした。こういう甘さのあるパンは実のところ本場では受けないんだと思いますが(てか塩多めでしょっぱかったりする)、ほの甘さのある日本のインド料理との相性はバッチリ。卵多め(と思われる)ナンは、以前にインド料理もやる某中華料理店で食べて気に入り、以来より完成度の高いものを密かに探し求めておったのです。そして、ついに出会えたぁ〜!生地の食感と味ともども、ある意味理想のナン。嬉しいですね〜。
もっとも、1回食べただけなので、この日が偶々という可能性も。以前にそういうケースが有ったんですよぉ〜(涙)。
ナン1/2で残ったカライを平らげましたが、さて。残ったナンを何とする?財布は厳しい(涙)けど、まだお腹には余裕があるし...。
我慢しきれず追加オーダーしたのは
チキン・ティッカ(ハーフサイズ)(800円)
カレーとナンがウンマイならカバーブもイケル?というわけで追加したのがハーフサイズのこれ。皿ぎっしりのサラダの上にたっぷりチキンが載っています。これでハーフならフルは一体...?なかなか気前の良い店です(まあ、でも、値段との比較ではこんなところか)。
結論的にはチキンを加熱までまとめて仕込んであるようで、しかもその仕込みが変わっていてフライとBBQの中間みたいな意外な仕上がり。お酒のおつまみといった扱いなのか?せっかくカレー料理とパンが好(高)印象なのに、ここで点を下げてしまいましたね〜。ちょと惜しい。
カバーブとカレー、本来対等でむしろどっちかといえばカバーブこそ料理屋の華だったりする本場と違い、カレーライスの国なんでその辺はしようがないのか!? ん〜、残念だなぁ。
というわけで、料理が大変ウンマい実力店で気に入ったのですが、カバーブで減点して★4つということに。でも、アクセスの難易度はあってもまた行きたい良い店でした。近隣の方は勿論、他エリアの方にもお薦めしたいですね〜。
※店内のメニューやHPの日本語料理名が“むふふ”なことになってます。直してあげたいな〜♪