その名の通り切手関係のものが多数展示してある博物館です。日本で切手が始まってから140年の間に発行された普通切手や記念切手を発行年代順や系統的に網羅して凄い数が展示してあります。貴重なものも多数あり、例えば日本発の切手である竜文切手や日本で初めての消印、世界で初めて切手が使用された時の封筒、オーストラリアで使用された真珠貝の書留カード等、初めてみたものが多数ありました。切手はイギリスが発祥で1840年から使われています。日本では1871年。イギリスに比べて随分後だったのですね。他にも明治時代に郵便配達員が実際に使っていた肩掛箱等、郵便作業に用いられていたものや資料も多数展示してあり、郵便の歴史も学べます。形自体は現在と違いがほぼ無いものの、デザインが非常に多彩なのが切手の最大の魅力ですね。コレクションしている人が多いのも納得です。切手好きなら特におすすめの場所です。