口コミ
大手建設会社である竹中工務店の企業博物館です。企業博物館といっても宣伝臭がなく純粋に博物館として楽しめます。古代から現代までの大工道具や昔の建物の設計図、茶室建築の模型などが展示されています。建物も高級そうな和風建築で、庭も広くてよく手入れされていて見る価値がありました。
新幹線や地下鉄の新神戸駅から歩いて５分ほどのところにあります。日本で唯一の大工道具の専門博物館で、日本古来の建築技術や実際の大工道具の展示などがあり、実際に手で触れる展示品もあったりとても充実しています。敷地もかなり広く、日本庭園のようなスペースも良い雰囲気です。
新神戸駅近くにあるので、三宮からてくてく坂道を登っていくと坂が急になる頃やっと到着です。緑に囲まれた瀟洒な日本家屋に期待が膨らみます。内部はなかなかモダンで居心地がいいです。匠と呼ばれる人達が使った道具や手がけた国宝級の建築物の修復の様子などプロが見ても十分な内容で、大工さんの姿がよく見受けられました。
もともと宮大工棟梁で普請奉行だった、竹中工務店始祖の想いを現代に残すミュージアム。
当時の道具や体験スペース、特別展示のイベントなど、興味のある方にとってはかなり楽しめるスポットだと思います。
入場料も無料。
建物自体も趣があって、オススメです。
大工道具が多数展示
- 投稿日
- 予算
- ￥300
竹中工務店が運営する大工道具に関する博物館です。１階から３階に分かれています。まず１階は大工道具が150点以上展示してあります。２階は木の加工がテーマで、木を伐採する道具から、加工や仕上げをする道具まで木の加工に関する道具が多数展示してあります。３階は道具の歴史がテーマで、大工道具がどのように変化してきたか、年代別に展示してあります。日本には古くから多くの建物がありますが、それらに当然大工道具は必要不可欠でした。しかし完成した建物に興味を持ってもそれを作った物に興味を持つことは無かったです。そんな影の主役である大工道具について色々学ぶことが出来て有意義でした。作るものが進化するというのは、道具がまず先に進化しているということを知りました。考えてみれば当たり前なのですが、その当たり前に気づかせてくれる貴重な博物館です。なにより大工道具がこれだけ見れる場所は日本でも有数だと思います。
概要
