口コミ
レトロな映画館♪
- 投稿日
- 利用日
- 予算
- ¥1,100
北九州モノレール『旦過駅』から徒歩1分くらいの場所にあります。
昭和14年から続く古き良き時代の雰囲気を残す、小倉で唯一の、シネコンではない一般上映館です。
昭和館1と昭和館2が有りますが、私が入館したのは1の方なので、2の詳しい事は最初の口コミをなさったゼイラムさんの投稿を参考にされてください。
こちらは映画館&芝居小屋としてオープンした後、戦前戦後、パチンコ併設、東映映画黄金期や映画の斜陽期を経て、シネコンが台頭すると一時は閉館の危機に陥りますが、高倉健さんが今の女性館長さんを励まし続けて今日に至っているというのは地元で有名な話です。
この女性館長さんの視点で選ぶ上映作品はユニークで、「昭和館だからやっている」作品を観たい!というコアなファンもたくさん増えているようですよ。
洋画邦画ともに、少し前の作品やマニアックな作品、その時々で特集される作品(例えば任侠映画特集など)が、基本2本立てで1100円という安さで鑑賞出来ます。
上映作品と作品の間の休憩時間には館長さんやスタッフさんが、コーヒーやアイスやサンドイッチを販売に回ってこられたり、映画についてのちょっとしたエピソードなどもお話してくれました。
スクリーンはちょっとだけ小さいものの、椅子が全列結構な傾斜がありどの席からも綺麗にスクリーンが見えます。
ただその分後ろの席に行けば行くほど急な階段を登らないといけません。
また小さな映画館にもかかわらずミニ売店も有り、障害者施設の方々が手作りしたマドレーヌやキャラメルも売っています。
飲食物の持ち込みもOKなので、すぐそばの「北九州市民の台所」と呼ばれる旦過市場で購入したものを幕間に食べる事も出来ますね。
ただ上映中でも飲食するお客さんも多く、取り出したり食べたりする時にキツイにおいやガサガサと音がするものは避けて欲しいなぁと思いました。
チケット売り場では館長さん自ら販売とモギリもされていました。
上映時間まで時間があったのでロビーの写真を撮っても良いか尋ねると、勿論ですよ!と笑顔で飾っている有名人のサインを、コレは誰々で北九州市の○○区出身で、どんな作品で…など詳しい説明をしてくださいましたよ。
小さい頃地域に数カ所在った映画館のような懐かしさを今も残す映画館です。
創業77年を迎える老舗中の老舗の映画館
- 投稿日
- 予算
- ¥1,100
今年で創業77年というキリの良い数字を迎える老舗中の老舗の映画館。スクリーンは2つ。1号館は270席。レトロな雰囲気のあるスクリーンですがスクリーンサイズは十分ですし、音響設備も最新ではないですがかなり良い物を使っています。映像設備は上映する映画に合わせてデジタル系だったりアナログ系だったりディスク系だったりを使い分ける方式。椅子は薄い緑色で座り心地は悪くなかったです。列ごとに段差がしっかりあるので後ろの方でもスクリーンがちゃんと見えます。2号館は100席。こちらの方が小さいですが雰囲気はこちらの方が高級感があります。椅子が真っ赤なせいでしょうか。列による椅子の段差は1号館に比べると少なめ。ただ席数も多くないので後ろでも気になりにくいです。スクリーンのサイズは十分。音響及び映像設備は1号館と同じ。上映作品は各館2本ずつです。作品の入れ替えは1号館は比較的長めですが2号館は頻繁に変わる感じです。古い作品が多く国内、海外を問わず隠れた名作を厳選して上映しています。2号館の方が1号館よりコアかつ古い作品を上映している場合が多いです。料金は1100円。これで各館上映の2本が見れるのでお得です。また毎週水曜日はレディースデー、木曜日はメンズデーになっていて共に900円とさらに安くなりお得です。こういった小規模な映画館にしては珍しく売店もあり障害者の方が作ったお菓子や、珈琲、キャラメル等を販売しています。映画を見ながら食べることは出来ませんが、ユニークな販売でつい買ってしまいます。作品のチョイスが実に渋くかつ名作揃いで、それが長年続いている要因かなと感じました。まさに老舗らしい老舗の映画館でした。
写真
概要
店舗名
シヨウワカンイチニ
昭和館1・2ジャンル
電話番号
住所
アクセス
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