口コミ
西中洲のフレンチレストラン、レザン・ドールさん。
店名通り金の葡萄が目印の看板がかわいいですね^_^
お料理も美しくすばらしかったですし、
内装も落ちついていて食事をたのしめます。
シャンパンから始めたのですが、バーカウンターもすてきでした。
とても素敵な雰囲気。どちらかといったら現代風建築の店内というのでしょうか?落ち着いた大人の雰囲気の店内です。
お料理も安心して頂けますし、サービスも気持ちよく大切な人を招待する時には良く使っているレストランです。全てにおいて安心してお任せできるお料理と接客。良くお料理が良くてもワインはイマイチ。ワインの扱いはイマイチというお店も多いのですが、こちらはトップソムリエがオーナーとの事もあり、ワインもいつも良い状態で美味しく出してくださいます。
お料理の詳しい方やワインに詳しい方を連れてのお食事を考えている方には特にオススメしたいお店です。
料理+ワイン(税サ込み)で一人1.5万円でお願いした。
でてきたワインを見ると、この店の価格帯としてはぎりぎりだったかもしれない。
配分としては料理9000円弱、ワイン6000円強といったところではないか。
料理はワインレストランというよりフレンチレストランのレベルである。
マナガツオの白ワインソースや仔牛のソテー、フォンドヴォソースは、現代的に軽くはなっているがスタンダードな皿で、本格的なレストランとしてはもうちょっと驚きが欲しい気もする。
技術的に見ると仔牛の火の通し方は絶妙で、ざっくりとした食感がよく感銘を受けた。
栗の泡立てスープはパリの街角を彷彿とさせる味。栗の控えめな甘さを引き出していて好きな味だ。
ワインと料理とのマリアージュは問題なく、石井オーナーソムリエが陣頭指揮に立つサービスは流石だ。
リストに載るワインはフランスのもの主体で、特にブルゴーニュとボルドーの品揃えは文句なし。
お店が普通のワインレストランよりも格上なので、ネット最安値と比較して2.5倍前後というのはいたしかたないところだろう。
ワインの値段を考えると、バー的な使い方よりもレストラン的な使い方こそ生きる店だと思う。
10000円のコースを頂いた。
料理は、軽めにアレンジされた現代風のフレンチでまとめており、このジャンルに特徴的な濃厚なソースや濃い味付けはなく、全体的に素材の特徴を生かす味付けになっていた。
メイン料理に子羊を頂いたが、キュイソンが丁寧で、肉の風味、汗を逃がしておらず、肉の断面は綺麗なロゼ色。ソースもシンプルに子羊のジュで仕上げていて、美味であった。かなり薄味のジュで、個人的にはもう少し塩味があっても良いかな?と思ったりもした。
盛り付けは前菜が大変に華やかで驚いたが、それ以外は小さくシンプルにまとめられていた。店の雰囲気からして、もっと立体的に、華やかな盛り付けにしても良いのでは?とも思った。
オーナーソムリエの石井さんのサービスはさすが…。大変にスマートであり、グランメゾンらしいサービスであった。お任せで選んでもらったワインも、料理と相性バッチリでした。
料理はさておき、ワインのコストパフォーマンスは大変に良かったと思う。ボルドーやブルゴーニュのかなり古いビンテージの特級ワインが、レストランとは思えない価格でびっくり!