こんにちは。たちもとです。
今回は膝の内側が痛い方のおおまかな原因と絶対に膝が痛い時にやってはいけない姿勢を説明していきます。
膝の内側が痛くなる時のおおまかな2つの原因は、
膝の内側の靭帯を痛めていることと膝の内側の筋肉を痛めている、ということです
変形性膝関節症の方は多くの場合膝の内側に痛みを起こしていることが多いです。
ではなぜこのような痛みが出るのか結論から言うと筋力低下です。
まずは膝の内側にある内転筋という筋肉が弱くなることで、膝を最後まで伸ばし切る筋力が落ちるため、その役割を外側の外側広筋と言う筋肉に頼ってしまい、その筋肉がガチガチに固まって膝がねじれてしまいます。
さらに膝を伸ばす筋力全体が落ちているため、膝を曲げる筋肉が優位に働くような状況になります。そうなると膝は曲がりがに股になり、膝関節に負担が来る姿勢になります。
もう一つの筋力低下が起きる筋肉はハムストリングスと言う筋肉です。特に内側のハムストリングスが弱くなりやすいです。
ハムストリングスは膝への衝撃を和らげる効果があります。このハムストリングスが筋力低下が受けると歩く際の膝のダメージを吸収することができなくなるので、膝を伸ばしたまま歩くような姿勢になってしまいます。
そうなると、膝に直接ダメージを与えながら歩いていることになるので、膝関節への負担は大きくなります。
今回の場合は、膝の内側が痛くなっている理由なので、膝の内側が痛くなる時と言うのは内転筋が弱くなっていることが多いです。
先ほど説明した通り、内転筋の筋力低下が起きると、それをかばうようにハムストリングスが硬くなります。
このハムストリングスの筋肉がついてる場所に注目してみると、股関節から膝の内側に筋肉がついてます。
つまり、ハムストリングスが硬くなっていると、膝の内側に対する負担が大きくかかる。また炎症なんかも起きやすい場所なので、それによって痛みが起きていることが多いです。
なので、膝の内側が痛む方は、内転筋をエクササイズしてあげると痛みをケアできます。
次に膝が痛い人がとってはいけない姿勢を2つ紹介します。
1つ目はお姉さん座りです。人体の体の作りで、膝はぐっと曲げていくと、つま先が内側になるよできてます。
つまり、膝を曲げている時は、つま先は内側に向いてないといけないのですが、お姉さん座りは膝は曲がっているのに対してその先は外側に向いてます。なのでこの体制は膝にとってあまり良くない負担がかかっていることになります。なのでお姉さん座りをしている方はなるべく避けるようにしてください。
もう1つ目は正座です。
膝が痛い方はできない方も多いんですけども、膝をぐっと曲げ続ける+自分の体重がかかり続けている状態だと膝にかかる負担はものすごく多いです。
なので、膝に負担を極力減らすためには椅子に座るのがやはり1番かなと思います。