口コミ
六道の入口がこの寺の境内附近にあったとされている、京都市東山区にあり臨済宗建仁寺派、山号を大椿山、本尊は重文指定の薬師如来、一般的に六道さんと呼ばれている お盆の精霊を迎えに参詣する寺とされている
京都の寺社にはそれぞれいわれや言い伝えがある場所が多く、そういったことも見学の際の楽しみの一つですが、このお寺には平安時代の公家で、夜は冥途で閻魔大王の補佐をしていたと言われる小野篁が冥途に通うのに使ったと言われる井戸があります。 ただし、境内は自由に見学できますが、特別拝観時以外は井戸を間近で見ることはできず、扉の小窓から庭の片隅の井戸を覗けるだけです。 それでも、こういった言い伝えを知っているとごく普通の静かなお寺がちょっとまた違った雰囲気に感じられるから不思議です。
場所は、京阪本線・清水五条駅で降り、
4番出口から出て東へ。3つ目の信号を
北へ向かい、最初の信号を東へ。300m
程で左手にあります。
駐車場は、ありませんが…境内に車が
数台停まっていました。
こちらは、臨済宗建仁寺派の寺院で、
ろくどうちんのうじ と読みます。
境内には普通に参拝出来ますが、本堂
やその奥…平安時代の役人・小野篁
が冥界に通っていったとされる井戸は
拝観料を払い、お寺の方に説明を受け
なければ拝観する事は出来ません(
井戸は外からも遠いですが辛うじて
見れますが)。
拝観は要予約で、5名以上いなければ
不可ですが…私はどうしてもその人数
を集められず、相談したところ少ない
人数でも構わないと仰って頂けました。
お話の内容は面白く、必聴ですよ!
平安時代の不思議な一面を堪能出来る
お寺です♪
特別拝観期間が設けられており、その
期間は予約無しで拝観可能となっています!
日にちは公式ホームページを確認して
下さいね!
盆の行事が有名。小野篁が地獄へ往復した井戸が発見されて、特別公開で見学しました。地獄で、閻魔大王の秘書のようなことをしていたようです。本堂には、閻魔さまが祭られていて、地獄の沙汰をお願いすることができます。また、別棟に小野篁像があり、そちらに、弁護をしてもらうことも効果的かもしれません。
この辺りは、六道の辻があったりと、霊界との連絡口になっていたようです。
閻魔像があると聞いて、伺いました。私は、お寺の方にお声をかけて、小野篁と閻魔大王像を拝観させていただきました。
閻魔大王像はかなり迫力があり、また一般的によく知られている閻魔大王と同じ風貌でしたので、こちらの像を元に今の閻魔大王のイメージができているのかな?と思ったりもしました。
ご住職か、お坊様に「また、どうしてこちらにご興味をもたれました?」と気さくに話しかけていただいたのですが、「古い物・歴史好き」というだけで高尚な理由がなかった為・・・嘘をつくと閻魔様に怒られると思い、正直に歴史好きなだけですと答えました。
小野篁が閻魔大王に使えるために、夜冥界に通うのに通り道に使っていたという、井戸もあります。
境内は自由拝観できますが、御本尊や地獄絵などは有料500円、電話かはがきなどで事前に申し込みの上で拝観できるそうです。
私はそれらの寺宝までは拝観しておりませんが、地獄絵などはいつか見てみたいと思いました。