口コミ
文字通り三年坂に位置する美術館です。
明治工芸のコレクション、染付の焼物や七宝、蒔絵、螺鈿、金工など興味深く見れました。
江戸時代からの職人の技術力や技巧の凄まじさに感動しました。
すばらしい技巧と美術品に時間を忘れて鑑賞しました。
興味深く鑑賞出来ました。超絶技巧の収蔵品を多く持っている美術館なので一度は行ってみたいと思っていた美術館です。1階は通常、2階は企画展。日本の職人仕事や蒔絵、七宝焼き等々の名品が並んでいます。無理なくゆっくり鑑賞できる環境です。
清水の三年坂にある工芸美術館です。
ここは2000年に開館したこじんまりとした私立美術館で、
周りがにぎやかな雰囲気だけに、目立たない感じではあります。
ここは幕末から明治にかけて作られた金工や陶磁器などの
日本の工芸品を展示する博物館です。
「当時の高水準の作品群が一堂に見られます。」
というのがうたい文句なのですが、
確かに当時の職人による超絶技巧作品がじっくりと楽しめます。
海外に散りばめられた多くの作品を
館長が買い戻して収集していったことが
この美術館の発端となったそうですが、
そうした館長の思いが伝わってくるような見事な作品群です。
清水観光の際、興味がある方は立ち寄ってみるのもいいでしょう。
江戸末期・明治時代の日本のお宝を海外から買い戻して建てた個人美術館
- 投稿日
- 予算
- ¥500
出来てまだ10年ちょっとではないでしょうか.
企画展「里帰りの薩摩焼」のときにここの美術館のことを知り、入って驚きました。
個人の美術館にもかかわらず、その芸術的水準の高いこと!
こじんまりした大きさですが、見応えがあります。
一階は主に常設で、明治時代を中心に江戸末期・大正時代にかけての金工・七宝・薩摩焼・蒔絵・彫刻などがあります。
並河靖之・高村光雲・正阿弥勝義・錦光山など各分野、そうそうたる人物の作品があります。
蒔絵などは作り方の手順までわかるような見せ方で、おもしろいです。
海外に流出していた美術品を、個人でよく日本に買い戻したと思います。コレクションの数にも驚きますし、目の確かさにも驚きます。
今までから、刀の鍔・根付け・印籠の展示などいろいろ企画がありました。どこにもないような内容でした。
今は輸出蒔絵の里帰り展をやっています。(芝山細工・杣田細工)
機会があれば是非!!
その名の通り、清水寺の近くの三年坂にあります。
蒔絵や七宝など明治時代の美術品をメインに展示されている美術館です。
蒔絵についてこんなにしっかりと見たのは初めてでしたが、それも納得というか、明治時代の日本の名品はほとんど海外に流出しているようで、それを20年ほどかけて集められたのがここの館長さんなのです。
蒔絵の作り方が手順を追って丁寧な解説がなされていて、知識のない私でもわかりやすかったです。
さほど大きくない美術館なので、500円(大人)というのは普通の公立の美術館に比べると高い気もしますが、展示品が充実しているし、小さいながら内装にもセンスが感じられます。民間の方が運営されていることを考えれば、たぶん安いくらいなんだと思います。
館長さんが集めてくれなかったら、日本の名品なのに海外を飛び回らないと見られなかったのね、と思うとありがたさが増した私です(笑)。せっかく日本にあるので、清水寺の観光に来られた際にはオススメです。