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普通切手は手紙やハガキなどに
貼付され使用される、郵便料金の納付を
目的とした切手のことを指します。
基本的に販売期間や製造・発行枚数は
定められていませんが、普通切手の中には、
今は未使用品の入手が困難なものもあり、
記念切手より高く買い取りをされるケースもあります。
発行枚数の上限がない普通切手は、欲しい時に
欲しい枚数を郵便局で入手可能なものですが、
その分郵便局から姿を消した場合などは
コレクション用のストックが
できていないという事態があるからです。
それでは切手が郵便局から姿を消す。
これはどのような場合でしょうか。
それは、郵便料金の改正や図案の変更がでた場合です。
大幅な図案の変更となればまだ準備が出来るのですが、
細かい図案の変更の場合は大きく告知されずに
そっと変更されることも多く、判明した頃には
価値が高くなることもしばしばあるようです。
例えば、10年前まで販売していた
2円切手の秋田犬が描かれた図案は、
1953年8月25日に発行された後、1989年4月1日に
ローマ字国名切手が発行されるまで実に36年間も
販売されていましたが、2001年の省庁再編により
大蔵省が財務省になったことで、
シート地の記載が変更になりました。
つまり、省庁再編後の発行枚数が
非常に少ない切手となってしまったのです。
こうしたもの以外で希少性が付随するのは、
印刷版の消耗やミス発行。
いわゆる「エラー切手」です。
切手の印刷版に異物が付着しているのに
気付かず印刷されてしまった、
なにかしらのトラブルで色が抜けてしまった、
ずれてしまったなどのものです。
定常変種の有名なものには
プレミアとしての価格がついている場合が多いですが、
ぱっと見ただけでは見付けづらい、
通常のものと違う点をルーペで発見するのを
楽しむ蒐集家は意外と多いのです。