こんにちは。院長の石田です。今回は骨盤矯正をする上で大事な形状機能についてお話させていただきたいと思います。骨盤はなぜ歪むのでしょうか?女性は出産後、骨盤が開いたりなどもありますが、男性でも歪みます。それはなぜでしょうか?実は、骨盤が歪む原因は「悪い生活習慣」からきています。悪い生活習慣とは不良姿勢や偏った体の使い方(同じ肩でいつもカバンをかける、足を組むなど)が生活習慣になっていると歪んできます。女性で出産もして悪い生活習慣がある方は産後の歪みプラス生活習慣による歪みもあるということです。しかし、1日、2日この動作をしたからといってすぐには歪みません。昨日まで歪んでいなかったけど朝起きたら歪んでいたということはまずないです。これらを長期間繰り返すことにより、長い期間をかけて徐々に歪んでくるのです。その為、骨盤の歪みはその人の長年の姿勢や動作を物語っているいると言えます。そして長い期間をかけて歪んだ骨盤は、その状態で固定されてしまいます。なぜ歪んだ状態で固定されてしまうか?それは「形状記憶機能」というものが関係します。これは、もともと人の身体に備わっている機能で、今までの状態に戻ろうとする力が自然と働きます。矯正を行う上で必ず考えていかなければならないポイントになってきます。「形状記憶機能=長年の癖」と考えていただくとわかりやすいかと思いますが、骨盤が歪んでいるということは、体に歪みの悪い癖がついてしまっているということです。つまり、骨盤矯正で骨盤の歪みを整えるためには、「悪い形状記憶から良い形状記憶に変えていく」ことになります。1,2回矯正を受けても症状や歪みが良くならないのは?悪い形状記憶にすぐに戻ってしまうからです。日常生活で、ついついやってしまう何かしらの癖があるかと思います。この癖は、一度指摘されただけで、1日意識しただけで治せる人はまずいないと思います。それは癖というものは、一定期間かけて無意識に習慣化されたものなので、その習慣事態を変えなければ癖は治らないからです。つまり、歪んだ位置で形状記憶されてしまった骨盤を、正しい骨盤の位置で形状記憶されないと骨盤の歪みは良くならなったとはいえないとういことです。
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