こんにちは。院長の石田です。朝起きたときに腰が痛いと言われる方がたくさんいらっしゃいますが、その原因とは?
一つ目は寝返りの回数が少ない。寝ているときに寝返りによって適度に体勢を変えないと、筋肉が緊張して固くなり、血行不良になり朝起きると腰が痛くなってしまいます。
二つ目は寝るときの姿勢です。仰向け、横向き、うつ伏せ、などの寝姿勢がありますが、どの姿勢も特徴があり、朝まで一つの姿勢で寝ると腰が痛くなりやすくなります。三つ目は、その日の疲れが抜けきらず、腰に疲れがたまり、本来は睡眠によって筋肉や関節の疲労はよくなっていきますが、寝て動かない事により疲労が溜まって固くなった筋肉の血流が更に悪くなり朝起きると痛みを感じるようになります。
後はヘルニア、ストレス、などもあります。
朝腰が痛くて起き上がれないときは、一度横向きになってから、腕や肘を使って上半身を支えながら起き上がるようにしましょう。一気に起き上がるのは危険です。
寝返りを増やすコツとしては、まず1つ目は布団の中の温度を上げること。布団の中がポカポカしていると、冷たい場所を探して寝返りを繰り返すようになります。人間は暗い方を向いて寝る習性があるため、寝室の照明を調整することもいいです。また、寝る場所も大切です。体に合っていないマットレスや枕などが体に負担を掛けている可能性もあるため、今使っている敷き布団やマットレスがあっているか確認しましょう。
デスクワークなどで運動不足の人は、日中も凝り固まっていて、寝るとさらに固くなります。夜のウォーキングで全身の血流を良くするのもいいです。
入浴も全身の血の巡りが良くなります。疲労やストレスからくる腰痛の場合は特に効果的です。
ただし、ぎっくり腰などの急性腰痛は、温めると症状が悪化してしまう可能性があるため、急性期の入浴は避けてください。
カテゴリー別
日付別
概要
住所
愛知県豊田市前山町2-2-37白倉ビル