こんにちは。院長の石田です。最近朝晩の気温差があり、肌寒い季節になってきましたね。この時期になると増えるのが、ぎっくり腰です。正式には急性腰痛症といいますが、気温が低下するこの時期、ぎっくり腰のリスクが上がるというのはなぜでしょうか?
寒くなると筋肉も硬くなるため、背骨の動きが悪くなります。そして、背骨の動きが悪くなると椎間板などにかかる負担も大きくなるため、ぎっくり腰になりやすくなります。また、寒くなると縮こまった姿勢になるので、椎間板の圧力が上がります。更に寒いからと言って部屋に閉じこもって動かなくなると筋肉が硬くなりぎっくり腰になりやすくなります。
ぎっくり腰を繰り返している方は体の使い方の影響で発症するため、猫背になっていたり、お腹に力が入らない状態で物を持ったりすると再発しやすくなります。
また、長時間座ったままでいるのもよくありません。立っている姿勢よりも、座っている姿勢の方がお腹に力が入りにくいので、背骨や背中の筋肉への負担が大きくなるので、重い物を持たない、デスクワークの方もなりやすいです。
ぎっくり腰は安静にしていれば痛みは基本的に落ち着いてきます。しかし、ぎっくり腰になってから1ヶ月以上も痛みが残る方もいらっしゃいます。繰り返さないためには体のバランスをかえて、腰に負担がかからないようにしていかなければいけません。更に筋肉が硬くならないように運動やストレッチも大切です。
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