こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「産後の膝痛」についてです。
お子さんを妊娠すると、女性ホルモンによって少しずつ骨盤が開いてきます。そして、骨盤が少しずつ開いてくると、膝の位置も少しずつ変わってきます。本来膝の位置は、Yの字を描くように膝同士が寄せられていますが、骨盤が開いてくると、膝の位置が外へ移動してしまう為、Oの字を描くように膝が外へ開いてしまいます。
膝がOの字になってしまうと、膝関節を上手に伸ばせなくなってしまう為、常に膝関節へ体重が乗っている状態になってしまいます。また、産後は特にお腹の筋力と足の筋力が低下しているので、足の筋力を使って体重を支えることができなくなります。すると、骨(関節部分)に負担がかかってしまうので、しゃがんだり立ったりする動作時や階段の昇降時に膝関節へ痛みが出てきやすくなります。
動かし方の改善やお腹・足の筋力を付けていくことも大切ですが、開いている骨盤をしっかり締めて、膝を上手に伸ばせるようにして負担を減らせるようにしていくことも大切です。
骨盤の歪みは、自分で整えることはできませんので気になる方は一度ご相談ください。
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