こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「産後の骨盤底筋」についてです。
骨盤底筋は、骨盤の底にある筋肉で、骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に支えている筋肉であり、姿勢にも関係してくる筋肉になります。
また、「骨盤を締める」・「排尿をコントロールする」という働きもあります。なので、骨盤底筋の筋力が低下すると、体型や姿勢が悪くなるだけでなく、「尿漏れ」・「便秘」・「臓器脱」・「頻尿」など臓器系の不調が出てきます。
骨盤底筋は、筋トレをしていないと加齢などで段々弱くなってきますが、産後の方は、出産すればするほど、更に筋力が低下します。なぜかというと、妊娠から出産にかけて安静にしていることが増えてしまうからです。
人間の体は、1週間入院などで全く動かない状態になると、約2~3ヶ月の筋力が低下します。1人目の出産の時に、今まで蓄えてきた筋肉の「貯筋」をほとんど使い果たしてしまう為、2人目、3人目から症状が重くなりやすくなります。
筋力自体は、低下したら低下したままなので自然に元には戻りません。
理想は、1人出産したら矯正だけでなく、お腹のインナーマッスルと骨盤底筋をしっかり鍛えてから、次の出産に控えられた方が症状が重くなりにくくなります。
ご自身で筋トレしていくにしても、途中で体を痛めて止めたり、お子さんの面倒でできなくなったりして続けられなくなると筋力は付いてきません。
筋トレは、続けてやらないといけませんので、ご自身で付けていくにはとても大変です。
当院では、EMS(楽トレ)で安全に筋力をつけることもできますので、筋トレしているけど筋力が付いてきてる実感がない方や筋トレが続けてできていない方は一度ご相談ください。
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愛知県豊田市前山町2-2-37白倉ビル