こんにちは。院長の石田です。慢性的な腰痛を改善するには、体幹のインナーマッスルトレーニングという事はご存知でしょうか?
体幹には多くの筋肉が存在し、協力して腰や骨盤など体幹を支えています。表層の筋肉はアウターマッスルで腹直筋などがあります。アウターマッスルは動かす時に使われる筋肉です。深層の筋肉はインナーマッスルで腹横筋や腸腰筋などがあります。姿勢や骨格を安定する時に使われます。腰痛の改善で特に重要になるのは深層の筋肉で、腹圧を高めて背骨や骨盤を体の内側から支える働きをしています。これらの筋肉が使われると、コルセットを締めるのと同じように、お腹を引っ込めるように力が入ります。ブログ画像これらのインナーマッスルの筋力が低下していると、本来腰を安定させるための筋肉ではないアウターマッスルに負担をかけてしまうため、腰痛をおこしやすくなったり慢性化したりする原因となってしまいます。逆にインナーマッスルの筋力を強化して使われるようになると、負担がかかっていたところが休むことができます。
お腹を鍛えるトレーニングというと、仰向けで上半身を起こすいわゆる腹筋トレーニングをイメージされると思いますが、このトレーニングは腹直筋でアウターマッスルのトレーニングです。起き上がるときに力を発揮しますが、長時間姿勢を安定される時には使われません。したがって腰痛トレーニングには不向きと考えられます。
インナーマッスルトレーニングや腰痛トレーニングとしてプランクがありますが、プランクはある程度筋力や体力、運動習慣があり、腰痛も比較的軽度であれば効果的です。しかし痛みがあり、筋トレを全くしていない方が行うと、症状を悪化させてしまう可能性があります。それは、インナーマッスルに力が入りづらくなっているため、アウターマッスルを主体にして腰の筋肉を使ってしまうことがあるためです。
では痛みがあり筋トレもできない方はどうすればいいのかといいますと、そのような方のためにEMSがあります。当院のEMSは30分寝ているだけで、インナーマッスルの収縮9000回することができ、寝ているだけなので痛みが悪化することもなくインナーマッスルだけをダイレクトに鍛えることができます。
筋トレが痛くてできない方、やってはみたけど続かない方、筋トレはしてはいるけどインナーマッスルに効いている感じがしない方はご相談ください。
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