愛宕神社

盛り上がった小山みたいなところの上にある神社だなあと思ったら、古墳なんですね、これ。鬱蒼として神秘的な杜になっていました。ただ、バリアフリーという点では残念な感じでした。
社務所は、神社から降りた下にある駐車場のところにありました。

水戸偕楽園からそう遠くない場所にある神社で、前方後円墳の円墳上にあります。それほど有名な場所ではないと思いますが、水戸城の守護としての役割があったそうで、周囲にはいくつもの古墳があり、静かな境内の雰囲気もとても素敵で趣があります。

　愛宕神社は京都から全国に勧請されて全国各地にあります。
　ここも平安時代に常陸大掾平国香が京都から勧請し、
　佐竹氏が移動させて、のちに水戸城を守る社となったものです。

　神社ができる前から、仲国の国造（くにのみやつこ）の墓と
　される前方後円墳があり、全長１３０メートルで、見ごたえが
　十分あります。その上に神社が建っているので、少し
　違和感があります。

　愛宕山古墳＋愛宕神社というのが正確でしょう。

　この神社に隣接して、曝しいの井という万葉時代に
　歌われた井戸跡があります。歴史を感じさせます。

　茨城県水戸生涯学習センターの前にある神社で、ここは高台で、
　那珂川の東の河岸段丘の上です。　少し行くと、回天神社、
　水戸八幡宮と、史跡ロードが続きます。

　　水戸の中心市街区域は河岸段丘の丘の上にあるのです。