口コミ
今年も紫陽花まつりに訪れました。
以前、古い食堂だった建物をこの時期だけコーヒーなどを出すお休み所としていたのですが、リノベーションしてキレイなカフェ風になっていました。正直、以前の昭和風情たっぷりの建物の方が良かったなあ。
紫陽花で有名な保和苑に行く際に寄りました。
1682年創建の徳川光圀公にゆかりのあるお寺で、
入り口には水戸黄門諸国漫遊の像などもありました。
お寺の名まえは、江戸時代に、二十三夜に勢至菩薩を念ずれば
万劫の罪が滅するという民間信仰が流行したことに由来します。
印象的だったのは本堂に施された精緻な彫刻です。
日光東照宮に通じるものを感じました。
桂岸寺の裏手に広がる保和苑は紫陽花で有名な庭園です。この庭園の片隅に、ひっそりと石碑が佇んでいるのを見つけました。諸獣精霊供養塔と書かれています。
かつてここにはミニ動物園があったそうです。熊や猿などがいたそうですが、最後に残った孔雀も2022年に息を引き取り、小屋が撤去されすっかりその痕跡が無くなってしまいました。今はこの石碑だけが歴史を物語っています。
保和苑南入口から入ってすぐのところにあります。
あじさい祭りの時期に訪れました。観光客が続々と訪れていて賑やかでした。裏手にある保和苑では臨時売店やキッチンカーも出ていてなかなか楽しい。
桂岸寺のお堂の前にも鮮やかあじさいの鉢植えがあって印象的でした。
水戸にあるお寺で、正式名称を大悲山保和院桂岸寺と言い、地元では水戸谷中の二十三夜尊と呼ばれています。
1682年に檀海和尚の開山で、元は水戸市全隈町にあった普門寺を中山備前守信治が小松寺住職宥密を説いて、水戸藩家老中山信正の供養のため譲り受け、この場所に建立した歴史があります。
あじさい祭りで有名な寺院です。この時期、ツアー客も続々と訪れます。
鮮やかな色彩が印象的なお寺です。以前、北京を訪れたことがあるのですが、そこで見た寺院と同じ印象を受けました。地方都市の一寺院がそのような存在感を放っていることに、何だか感銘を受けました。