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Tornedo M
Tornedo M さん

北越戊辰戦争時の長岡藩のために戦った男

4.00
投稿日

JR長岡駅からバスで10分ぐらいの所にあるお寺。
墓域の背後を
上越新幹線とJR信越本線が走行しています。

ここには
幕末が好きな、ことに奥羽越列藩同盟の頃を好むひとには
絶対に見逃すことが出来ない人物が眠っています。
その人の名は「河井継之助」

門柱が左右に立っているだけの山門。
その横に「忠良院殿」の山門よりやや丈の低い石柱。
河井継之助の戒名です。

山門からまっすぐ延びる参道正面が本堂。
両側は民家で、決して派手ではなく
むしろ地味なお寺と言えましょう。

幕末の変革期の立役者
坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟らの名は知っていても
河井継之助を知る人はそうとう幕末に入れこんでいる人でしょう。

小藩にすぎなかった長岡藩を護り
日本の未来を見据えて戦った人物は
つい先ごろまで、戊辰戦争で家や家族を失い
長岡市を火の海にして焼いてしまった者という評価のため
それらの人々が墓石を鞭打ったことで
傷だらけ、ボロボロになっています。

その後評価が変わったからか、供花が絶えない由。

これに対して長岡藩歴代の墓の方は
無傷で(建て直したのか?)
わたしなどむしろこちらの方が痛ましい印象を受けます。
ついでに言うと、長岡藩士らの菩提寺。
屋根瓦は寺社の姿をしていますが
本堂の方はまるで民家の佇まいです。

別の用件の取材で新潟を訪れた折り
一度河井継之助の墓所を訪ねてみたくて
出向いたときの感想、印象です。

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写真

概要

店舗名

栄凉寺

ジャンル

電話番号

住所

アクセス

最寄駅
バス停
  • 神田町から340m (徒歩5分)
公開日
最終更新日

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