塩の道資料館は、古来より日本海で獲れた海産物や塩を、信州の内陸部へと運んだ交易路「千国街道(ちくにかいどう)」、通称「塩の道」の歴史を伝える施設です。この街道は、越後(現在の新潟県糸魚川市)と信濃(現在の長野県)を結ぶ重要な動脈でした。資料館では、塩を運んだ人々の暮らしや、当時の交通・経済の様子を、実際に使われた道具や写真、模型などを通してわかりやすく解説しています。特に、荷物を運ぶ牛方(うしかた)の生活や、街道沿いにあった宿場の様子など、人々の営みに焦点を当てた展示が充実しており、歴史のロマンを感じることができます。