有限会社高峰温泉

高峰温泉は、標高2000㍍雲上の温泉です。皇室の訪問があったことを示す看板がありました。乳白色の温泉で、環境を汚さないように、石鹸、シャンプーがありませんでした。でも、汗を流すことで十分爽快感を得られましたし、山を大切にしている思いを感じました。

日本秘湯を守る会の冊子で知り、温泉好きの友人と２人で冬場に宿泊しました。
車であさま2000パークスキー場の駐車場に到着し、宿に連絡を入れ待つ事10分
てっきり雪上バスでお迎えかと思いきや、宿の方が乗って来たのは雪上バイクでした。（笑）

荷物を詰め込み、「さあ乗って下さい！」と２ケツならぬ３ケツで走り出したもんですから
びっくり仰天しました。
初めて乗る雪上バイク、しかも３ケツでの乗り心地はスピード感満点で最高でした。
心地良さとスリル感がごっちゃになって、自分は常に笑うしかなかったです♪
スキー場のゲレンデを横切る快感は今でも思い出すだけでゾクゾクします。（笑）

宿は余計なものがない至ってシンプルな作りですが、とてもきれいで居心地が良かったです。
今回最大の目的だった温泉は、硫黄の香りがするまろやか〜なお湯で
翌朝のチェックアウトまで６−７回入っちゃいました。

食事は夕朝食共に広間にて皆一緒に食べるスタイルでした。
豪華な食事では決してありませんが、山の上の温泉地でいただく食事としては
充分すぎる位で美味しく頂きました。

朝には珍しい野鳥が宿の広間から多く見られます。
双眼鏡で観察するお客さんも多く、こちらの宿ならではの楽しみでした。

帰りのスキー場までの送迎は雪上バスで、これまた貴重な経験をさせてもらいました。

出来れば毎年のように訪れたい、素晴らしい温泉宿です♪

小諸駅から高峰高原行きのバスで約50分・終点が高峰温泉です。
冬期間は車坂峠〜高峰温泉まで積雪のため通行できずアサマ2000スキー場で下車、雪上車の送迎があります。標高2000ｍの雲上の温泉地ですね。驚きました！！

日本秘湯を守る会会員の宿です。しかし、施設内リニューアルされ全室洗面・トイレなしですが客室はとてもきれいです。トイレも全自動温水の最新式…。全館禁煙たばこが苦手な私にはありがたい限りです。

毎晩8時30分より実施される『星の観望会』は、澄み渡った夜空に輝く満天の星々を大型の双眼鏡や望遠鏡で観察できます。寒さに震えながらきれいな星空に感激しました。

泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(源泉掛け流し)(飲泉可)の乳白色です。
　　１Ｆ＝『ランプの湯』男女別
　　２Ｆ＝『高嶺の湯』男湯
　　２Ｆ＝『四季の湯』女湯
　　野外＝『雲上の野天風呂』男女別
個人的には『ランプの湯』と何といっても眼下に広がる雲海を眺めながら入る『雲上の野天風呂』が最高でした。

環境と健康を考えた宿づくりとして館内は全ての洗剤類がなく、水だけで汚れを落とせる｢創生水｣を使用して洗顔・洗髪をします。